島根県障がい者就労支援フォーラム

2011/12/10

12月10日(土)
島根県障がい者就労支援フォーラム2011が、あすてらすにて開催されました。

島根県内の障がい者・支援者・企業の方が約300名集まった大規模な研修会となりました。

最初に、島根県障がい福祉課の今岡課長と亀の子の森山理事長があいさつを行いました。
 
基調講演は、株式会社ダックス四国の且田社長が『株式会社ダックス四国の障がい者雇用の取り組み ~障がい者は少しの不自由さを持った同じ人間~』についてお話をされました。
ダックスで働いている障がい者は、皆さん無遅刻無欠勤で、できない人を手伝うと言う気持ちを持って仕事をされている。また、障がいと言う考え方を持って接してしまうのは、障がいの無い人たちで、そうではなく少しの不自由さを持っているが、仕事を行うには問題はないと考えて働いてもらっているというようなことを話され、重度と言われる方を好んで採用している。また、殆どの方は3ヶ月も働くとしっかり戦力になってくれている。等のお話も伺いました。
且田社長として、福祉にお願いしたいのは、平日の日中は企業で働いてもらうので、生活支援をお願いしたい。休日の余暇の過ごし方や夜間支援を
と、強く訴えられました。
昼食は、亀の子の皆さんには亀の子工房特製弁当提供しました。

格安なのにこんなにボリュームいっぱいでしたよ
参加者で主催者にお弁当を注文された方は、こんな弁当でした。

海老天が魅力的でしたね
午後は、三つの分科会に分かれての研修となりました。
【第一分科会】パネルディスカッション
         テーマ『障がい者のはたらくを考えよう』
【第二分科会】障がい者向け社会人マナーセミナー
【第三分科会】ジョブコーチについて学ぶ
第一分科会はこのパネラーさんたちにより進められました。

まず、特例子会社の島根ナカバヤシサンワークス株式会社の事例紹介が行われ、現在15名の方が雇用されており、『あわてず・あせらず・あきらめず』を合言葉に楽しく明るく仕事をされていることがよく判ってよいお話でした。
あゆみの里さんは、「精神障がい者のはたらくを考えよう」について話をされ、退院支援事業をつかい障害者職業センターや生活訓練事業所・地域活動センター・精神科病院との連携支援をされている事例についての発表でした。
石見養護学校さんは、学校紹介や進路指導についてお話をされました。
第二第三分科会は参加できなかったので、どのような内容だったかは、資料からしかわかりませんが、後から他の職員に聞くとみな得る物があった分科会だったようで、素晴らしいフォーラムでした。
フォーラム関係者の皆さんありがとうございました。お疲れさまでした。