お早うございます。

2021/01/14

不思議ですね。今朝起きてみると、庭の木々にすっぽり綿帽子を被ったように雪化粧をしていましたのに、昨夜の風でしょうか、今朝の気温でしょうか、綿帽子が取れて、木々の緑が鮮明でした。当たりの山々も、枯れ木に花が咲いたようになっていましたのに、裸の木々です。お日様も当たり、心なしか、心もほっとします。

私のメールを開くと、何とも嬉しいメッセージです。写真が添付してありました。それを開くと、鬼滅の刃の着物です。それも、ピンクの柄は、女の子が着ています。緑と紺の市松模様は、男の子が着ています。ふむふむ、Mさんのお孫さんのようです。とっても、良く似合っていて可愛いこと、とても素敵です。感動しましたね。どうも、その着物を縫ってくれたのが、お友達とか。素敵なお友達がおられるようです。そして、よく聞いてみると、私のしっている人でした。なるほどと、感心したところでした。実は、私もずいぶん前の事でしたが、私が還暦の時の事です。亭主は大島のアンサンブルの着物を持っていましたが、一度も着ずにタンスに仕舞っていました。そこで、亭主は、「お前さん。この大島の着物は、お前さんにやるから、何とかならんか?」私は、丁度、還暦を迎える時でしたので、「それでは、私が着てあげましょう。」と、とても着物の仕立てのうまい彼女に相談しました。すると、彼女は、「じぁ。着やすいように仕立て直しましょう。羽織は、茶羽織にしましょう。」と、縫ってもらいました。私は、それからというもの、お正月は、その大島の着物を着て、お正月を迎えるようになったのです。そうそう、東京へもその大島の着物を着て出かけることもありました。地下鉄に乗ったら、隣のご婦人が、声を掛けてくれました。「素敵ですねぇ。」と、ある人は、「いいですねぇ。竹久夢二だねぇ。」なんて、言われると、うふふ。至極満足していました。

うふふ。こうして、素敵な出会いをして、人間は生きて行くのでしょうね。有難いですね。