2021/01/05
早速に行くことにしました。大広間ですので、ゆったりしています。赤い毛氈が敷いてあります。お花も大和水仙です。九谷焼の香炉です。でも、香炉にはお香が焚いてありません。私は大慌てで、私の部屋から白檀のお香を持ってきて、焚いたところです。
お饅頭も、亀の焼き印が入った特別な花馬饅頭でした。とても、素敵な初釜になりました。私はこうして、令和を迎えて3年になります。令和になってから、日本の姿が不思議と、蘇ってくる気配を感じています。だから、今年の私の年賀状も、素晴らしい日本の姿を誇りに思うことの大切さを散文調に綴ってみました。『謹みて 二千二十一年の 新春をお祝い申し上げます。縄文から続く 日いずる国に生まれし 万葉からの「国歌を」歌い 万人が「おおみたから」の命をいただき 「有事」という困難に出会っても 改めて「大和魂」を知る 誇り高き、先人達の恩に感謝し 今こそ、その恩に報いたい とみこ 』とした。
今、世界はコロナ禍にあり、我が国も、正月を迎えた今日も一向に数値は下がらず、感染者数は、東京では、800人台がずっと、続いている、5日の今日も、速報では1200人余りが感染確認だと出ている。緊急事態宣言が、今週末に出る方向だとか。医療崩壊が来ているのではと報道されている。ここで、不思議だと思いませんか。日本は、何処の国よりも感染者が少ないのですよ。なのに、医療崩壊が来るなんて、おかしいと思いませんか。そこで、調べて見ました。あぁ。やっぱりと、合点しました。日本の医療の闇に突き当たりました。いびつなシステムになっていました。開業医が異常に多い。そして、精神病院が異常に多い。日本の医療費が開業医と精神病院に行ってしまう。全体の3割が民間の病院だ。民間の精神病院は、既得権益を守るために「国民の健康より民間の病院の権益を優先する」これが日本の医療の基本姿勢なのです。だから、医療崩壊とは、「必要とされる医療」が「提供できる医療」を超えてしまうことを示します。提供できる医療とは、医師、看護師、放射線技師、薬剤師などの医療従事者や、人工呼吸器、ECMCなどの医療機器などです。 やっぱり、ここへきてしまったかと、がっかりしてしまいます。
日本には、9000近くの病院があります。異常に病院の数が多いのです。断トツの世界一です。2位は、アメリカで、6000です。
病床数1位です。やれやれ、もう、20年も前にも、私はこんなことを書いたことが有りました。日本の精神病院の入院患者数は、世界で断トツですと。ということは、病床数が断トツということなのです。いやはや、悲しい限りです。やっぱり、日本の医療は、闇の中でした。こんな「有事」の時に、日本の医療の闇の世界が出てしまうのですね。日本の医療の基本姿勢を糾して行かないと、日本の医療は崩壊してしまいます。さてさてこの国は、本気で、このコロナ禍を、乗り越えなければならぬ時が来ています。
縄文からのDNAを持ち備えた日本人は、「今ですぞ」「叡智を使う時ですぞ」「神は細部に宿ると言いますぞ」同じく、「悪魔は細部に潜むともいいます」。心して参りましょう。