2020/12/23
私は何故か「大峰千日回修行」をなさった塩沼亮潤さんの事が気になって仕方なかった。1300年間で2人目に「大阿闍梨」になられた方なのです。というのは、私のお里には、仏壇の横に、大峰さんの役行者さまの社が鎮座してあるのです。その事を、母親は、いつも気にしていたのです。だから、私が元気なうちに、奈良の大峰山の社にお参りすると、約束していたのです。そんなことで、大峰山のことで、塩沼亮潤阿闍梨さま知ることになったのです。阿闍梨さまのお話を伺った時に、曹洞宗の板橋興宗老師から、これからの生き様について、教えをいただいたとお話なさり、私はびっくりしました。私の尊敬する、あの板橋興宗老師です。嬉しい事に、私は永平寺参拝の折に、誕生時に寄り、お話を伺い、図々しく方丈様にお願いして一緒に写真を撮らせてもらったことがあったのです。だから、より一層嬉しく、何か不思議なご縁がつながっているなぁと、今に思うと、あぁ。偶然は必然だったかもと感動している私がいます。今回も、いいお話を伺い、本当だなぁと感心しきりです。「人生も行いも、最も重要なポイントは、人を恨まない、人を憎まない、人のせいにしない。覚悟を持つことです。」凄いでしょ。そして、考古学者の菅谷文則氏は、その大峰山の発掘をなさったと言う。なんと、奈良時代の土器やガラス玉、お経本が発掘された。3トンもあった。正倉院にも勝る宝物だったと。