2020/09/23
お彼岸の7つの常識について、今日は綴ることにします。
一・お彼岸の期間について、お彼岸は年に2回あります。春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間です。最初の日を「彼岸の入り」最後の日を「彼岸明け」と呼びます。俗に中日に先祖に感謝し、残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜」を1日に一つずつ修める日とされています。
二・お彼岸のお供え ぼた餅(こしあん)春分の日
おはぎ(粒あん) 秋分の日 お仏花~季節の花 彼岸花は、毒があるので供えないこと。
三、心がけは、六波羅蜜を心がけること。六波羅蜜とは、布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧
因果応報で、修養は人格を磨く
四、お墓参り 先祖供養、先祖が一人でも欠ければ今現在の自分は居ないことになる。本当の幸せになる道を教えてくれるご先祖様は、いろいろな辛苦の中に生きてこられた方達です。人間は必ず死を迎えます。「無常を感じるは菩提心の始まりです」ここで、生きる意味を考えたり、本当の幸せはなんなのかを学び、仏教を聞くことです。
五、彼岸会 お寺でも、仏教の教えを聞くことができます。
六、お彼岸の由来
806年桓武天皇の時代平安時代中頃の事です。桓武天皇の親族が次々と亡くなられ、天然痘が流行しました。
その時から、彼岸会をすることになりました。我が国、日本だけが、彼岸会として、ずっと、続けられています。
大田市の「中日っあん」も、室町時代からずっと、続いていることになります。 凄いですね。とても身近に「中日っあん」がありますね。
七、お彼岸の意味は、彼岸とは、「彼の岸」すなわち「悟り、涅槃の境地」を意味し、その語源は、サンスクリット語「パーラミター(波羅蜜多)」の漢訳語「到彼岸」から来ています。煩悩と迷いの世界である「此岸」から悟りの世界「彼岸」へ到達するための期間でもあります。
やっぱり、日本って、凄い国でしたね。このコロナ禍の中で、本当の日本が現れてきたようですね。うふふ。誇りと自信を持ちましょうね。