我が郷土を命をかけて救って下さった、井戸平左衛門。遺徳を忘れまじ。

2020/06/23

本当に、287年前の事です。石見銀山代官所の奉行に、井戸平左衛門が赴任してきた。享保の大飢饉で、イナゴが大発生し稲が全部喰い荒らされた。多くの餓死者が出た。そこで、井戸平左衛門は、年貢米をしまっていた蔵を解放し、民衆に施した。その処罰が言い渡され、代官所の奉行を解任され、大森銀山を経った。井戸平左衛門は、その前に、薩摩芋を手に入れ、松浦与兵衛の託していた薩摩芋が、その後、毎年収穫されるようになり、飢饉の折には、その薩摩芋で、飢餓者を出すことが無くなってきた。

何故なのだろう。今の日本人は、何が欠けているのだろう。こんなに地方に居ても、当時の時代にも命をかけて、民を守ってくれた先人達がいた。先人に学ぶことは、とても必要なことなのに。現代人は、何故、「国民を守る」と言いながら、国民を守ることが出来ない。何故なのだろうか。どうも、失われた30年は、平成30年の歳月だろう。やっぱり、昭和20年8月15日、天皇陛下の玉音放送が流れ、敗戦宣言からの、日本が大きく変わったことだろう。見事に、GHQの占領政策により、日本人を全く骨抜きにする3R、5D、3S政策を実行しました。日本人はむしろ積極的に取り組みました。日教組もその一つです。言論機関の荒廃もそうです。

説明しましょう。3Rは、アメリカの対日占領政策の基本原則、5Dは重点的施策、3Sは補助政策です。

それでは、3Rは、第一は復讐(Revenge)です。第二は改組(Rrform)です。日本の従来のあらゆる組織を抜本的に組み替える。第三は復活(Revive)で改革したうえで復活、つまり独立させてやる、抹殺してしまうのは非人道的だからというわけです。

5Dの第一は武装解除(Disamament)、第二は軍国主義の排除(Demilitalization)、第三は工業生産力の破壊(Disindustrialization)で、軍国主義を支えた産業力を打ち壊すというもの。第四は中心勢力の解体(Decentralization)で、行政的に内務省を潰してしまう。警察も国家警察も地方警察とに分解する。そして、財閥解体。第五は民主化(Democratization)で、日本の歴史的・民族的な思想や教育を排除して、アメリカ的に民主化する。そのためにはまず日本帝国憲法を廃棄して天皇を元首から引き降ろし、新憲法を制定しこれを象徴にする。皇室、国家と緊密な関係にあった神道を国家から切り離す、国旗の掲揚は禁止する。教育勅語も廃止する。そして、それを円滑あるいは活発に行わしめる補助政策として、3S政策があった。第一のSは、セックスの解放、第二のSはがスクリーン、つまり映画・テレビというものを活用する。それだけでは民族のバイタリティー、活力、活気を発揮することがないから、かえって危ない。そこで精力をスポーツの奨励、これが第三のS。 こう見ると、戦後の日本人は見事に、洗脳されてきてしまい、私たちは間違った歴史を教わり、自らが学ぼうとしない限り、自国の真実の歴史を全く知らない状態になってしまったわけです。その為に、自分自身のルーツを知ることもなく、自身や祖国に祖国に対して、誇りや愛情を持つことが出来ない原因になっている。今年で、75年も昔のGHQの占領政策が気づかれないように今現在でも、私たちの日本をか形づくっている。しかし、しかし、です。私は、この度、世界中を震撼とさせた武漢コロナウイルス感染症という、脅威に対して、私は目が醒めたのです。戦前に生まれた、祖父母や両親に育てられ、父親は、大東亜戦争に出かけ、何とか無事に帰り、教員をしていた母と、結婚し、私が生まれた。私は嫁に行き、夫は戦死した父親の忘れ形見として、誕生していた。私の人生を語るには、大きな歴史のうねりの中で、存在してきた。違うことない人生を、只ひたすらに。日本の戦後の教育で、私たちは育ってきた。ならば、先人達の真実の歴史を踏み間違うことなく、歩くことが先人に対しての報恩感謝恩であろう。

私は、お陰様で、気づくことが出来た。だから、もし、気づいていない人があれば気づいて欲しいと願う。