2020/03/11
ふぁみりーわーくでは、今日は、メンバーのWさんに、アジサイの折り紙と、お花の折り紙を教えてもらいました。Wさんは、とても器用、小さな千羽鶴を、もう宙で作ってしまいます。アジサイの花もお花の折り方も、余りにも早いので、「先生。もう少し、ゆっくり教えてください」と、頼みます。「ハイハイ」と、言って、丁寧に教えてくれます。私は、嬉しくなって、ここのところが、先生のようにできません。「アレアレ。ここの所の折り方がいけんわね。」と、再度、丁寧に教えてくれます。小さいのは、大変だから、この大きな折り紙で、してください。と、大きな折り紙を渡してくれました。私は、私の母の事を思い出していました。母も折り紙が大好きでしたので、こんな風に、楽しく折り紙をしていたのだろうなぁと、懐かしく思い出すことが出来ました。我が家にも、母の作った折り紙が、しまってあります。それと、母は、パッチワークも大好きでしたので、大きな敷物のパッチワークも、私のお部屋に何枚も、敷いています。それを見るたびに、「お母さんありがとう。」と、感謝する日々です。
ふぁみりーわーくのメンバーとも、いろいろなお話をしていきます。今日の3月11日は、何の日だったかな?と、聞くと、大方全員が、「はい。東北大震災でした。」「9年になります。」
「人間万事塞翁が馬」の話をしたくなりました。
ある日塞翁りの馬がどこかへ逃げていきました。塞翁は、慌てもせずに、これは却って幸せなことかもと、すると、逃げた馬は、良い馬を連れて、戻ってきました。あぁ。それは良かったと皆は喜びました。塞翁は、いやいや却って禍になるかもと、すると、塞翁の子供が、その馬に乗って、落ちてしまいう足を折ってしまいました。あぁ、かわいそうにと、皆が、嘆きましたが、その国は、戦争が始って、若者は戦争に行きました。塞翁の息子は、戦争に行きませんでした。戦争に行った若者は、戦死してしまいました。
万事、何事も、一喜一憂し、常に目の前のことばかりに心を奪われて安き心がないのが、人間の常です。塞翁のごとく、なるべく大きな心でもの見ていくことがだいじです。目先の事のみで、さわぎまわることは愚かなことです。