人生は、「裏を見せ、表を見せて、散るもみじ」。人生、楽ありゃ、苦もあるさ、水戸黄門ですね。

2020/03/06

今日は「ふぁみりーわーく」に出かけました。

今日の朝礼の時に、順番になった一人が、一分間スピーチをします。その彼女の話は、夕方7時からの出来事で、3回のびっくりする出来事があり、結局休んだのが、深夜の2時頃だったとのことです。しかし、今朝の朝礼では、とてもいい笑顔で、落ち着いておられました。私は、その話を聞いて、「あっ、そうか。敏感に反応する、か弱い心が、そうさせたのね。」と、問うと、だって、びっくりしたのですよ。と、その昔を思い出しました。特に統合失調症のメンバーの中には、「私のハートは、ガラスのようなハートなの。だから、ショックな事があると、敏感に反応して、ガラスのハートが、粉々に割れてしまうの。」と、いつも、私に言っていました。その点、施設長は、びくともしない、鋼鉄のハートだねと、その彼女に言われていました。でも、その彼女も、免疫力がついて、とても、素敵な強化ガラスになってきました。そんな、思い出がありましたので、私は、今は、か弱いガラスかもしれないけど、必ず、「人間力」がついて、強い強化ガラスになり、逞しい人間に成長するのではないかと思います。

そして、人生は楽しいことばかりではない、苦しいこと、悲しいこと、辛いことも、引き受けて、乗り越えていく、それが人生なのではないでしょうか。今の現代人は、余りにも、安直なことのみを追求する人が多くなったのではないでしょうか。

だから、今、地球規模で、世界の人々に、警鐘がなっているのではないでしょうか。安易なことには、必ずや「しっぺ返し」が来る。と、先人たちが言っていたことが、特に、日本人は、「損して徳とれ」「天知る地知るおのれ知る」「嘘から出た誠」「正直は一生の宝」「無功徳」「日々是好日」「愛語」「自未得度先度他」「一期一会」「感応動交」「放下着」「平常心是道」「足元を看よ」等々、日本人の良さを忘れてしまったかのように思う。さぁ。取り戻したいね。