2024/10/22
この機関紙は、もう、大昔からいただいています。1987年(昭和62年)から発行しておられますので、もう、37年も経過しています。実は、もう、私はこの頃から、ずっと、継続しているのです。うふふ。私の羅針盤でも有ったのです。だから、私の方向は、間違いなく、未来の精神保健福祉の方向性は、真っ直ぐに、間違いなく北斗七星のように、目指す方向を指しています。その記事に、今日は共感したのです。と言うのは、日本の精神医療の課題が、まだまだ前進せずにいるのです。何故なのでしょうか? そして、我が国は、相も変わらず、精神病床は、日本は世界一精神科病床が多く、平均入院日数は、OECD【OECDの現在の加盟国は、38ケ国・経済協力開発機構です。】加盟国の多くが40日以下であることに対して、日本は270日以上と世界平均の7倍となっている。精神病院をなくしたイタリアでは、必要な時入院できる機能が残っており、平均入院日数は15日、カナダは19日、フランスは25日、スイスは28日とかなり短い、日本に次いで世界2位の精神科病床を数えるベルギー、日本と同じく8割が民間病院であるにも関わらず、2005年以降精神科病床数が減少し、政策的に精神医療改革が行われている。改革が進んでいるベルギー、まったく変わらない日本、この違いはどこにあるのでしょう。
世界的に精神疾患患者は増加傾向にあり、特に若い世代が増えてきている。患者数が増えているのに病床数は減少していることに注目すると、入院治療中心ではなく、地域生活中心への転換が図られ、特にベルギーでは病院に係る予算を地域ケアに切り替えて行くことで、地域で治療する仕組みをつくり、病院か地域かではなく、地域でどのように暮らすかを支えるネットワークがつくられ、その結果が病床減少につながっている。
どうも、「やどかりの里」は、2025年2月には、ベルギーの精神保健改革コーディネーターを招いての講演会を企画されている。と、凄い記事が載っていた。さてさて、我が国は、一向に埒が明かない状況が、ずっとずっと続いている。 私は思う。今の日本は、本当に政治家や、官僚は、まともな方向性を示してくれない。そして、国民も、そんな、政治家や官僚に、ずっとずっと、任せきりだった。何故か?
どうも、世界のグローバーリズムに巻き込まれ、日本人は、思考停止の状態で「大衆は白痴化」となり、「全体主義」に流され、一人一人の個人が思考停止し、善良な市民は、みんな、世間の「お花畑」に慣らされてしまった。
虚無主義となり、グローバリスト達の、「金だけ・今だけ・自分だけ」と、個人主義がまかり通り、まるで、ゾンビのようだ。マザーテレサが、日本に来日した時に、マザーテレサは、言ったと言う。日本人は、「まるで、魂が抜けた、「ゾンビ」のようだと。」調べてみた。マザーテレサは、1981年(昭和56年)に来ています。どうも上智大学で講演されたようです。その時のマザーテレサは、日本人は心の中にぽっかりと穴があいているのではないか?「アフリカの国々が滅びるとしたら、貧困が原因だろうが、日本は心が原因で滅びるでしょう。」日本人の「心の飢え」を見抜いていました。あれから、2024―1981=43経過しています。
如何でしょう。本当に今の日本人、意気消沈しているように思います。貴女はどう思いますか?
悲しいですね。今からでも、大丈夫です。心を豊かに暮らすようにしましょうね。