2024/10/10
そのセミナーで、地元の著名人の「松場登美」さんに講演をして頂いた。そのお世話を、私がさせていただいた。
私が、送迎を引き受け、大森の群言堂へお迎えにあがり、講演が終われば、送り届けることとしていた。しかし、松場登美さんから、送迎は、要りませんとのこと。孫娘が送迎をしますとのこと。え!! 松場登美さんの孫娘さんが、そうか、もうそんな孫娘さんがおられるのだなぁと、感心する。
9日の1時半からの講演で、90分して頂いた。題名は、「足元の宝を見つめて 暮らしを楽しむ」だった。定刻通りに来てくださり、開会式にも席についていただいた。孫娘さんは、とてもきれいな可愛い方だった。
「登美ばぁちゃんのお話は初めての事です。」と、とても素敵なことでした。私は、登美さんとは、もう30年も昔からの知り合いで、同志のような方でしたので、精神科病院時代に、患者さんを退院させるのに、お仕事を、「ブラハウス」時代に、パッチワークのコタツ掛けカバーを作るということで、退院していった患者さんがいました。作業所時代には、箒人形を内職で作らせて貰っていました。とても、福祉に理解をして頂いていたなぁと、懐かしく思ったものでした。彼女のお話は、とても惹きつけられ、魅力いっぱいの話しぶりに、ぐんぐん惹きつけられてしまい。寂れたこの大森界隈に何故、拠点をここにしたのか。彼女は昭和56年(1981年)に、この大森に拠点を構えることとなった。1989年(昭和63年)に「ブラハウス」をオープンした。そして、「群言堂」を立ち上げたのが1994年(平成6年)と、2008年(平成20年)には、「他郷阿部家」を設立し、宿泊も出来るようになった。次々と挑戦し持続可能な暮らしを楽しむことに追求し、非効率を大切にしようと決め、経済49%・文化51%が、本来の日本の姿だと言える。そして、日本は文化先進国になることだと力強い発言もして頂きました。文化先進国とは、三方よしの、売り手、買い手、世間よしから、六方よしへ、作りてよし、地球よし、未来よしだと話され、流石だと感心したところです。現代社会のアパレル産業は、大量制作に、大量廃棄をしている状況があり、地球環境汚染産業2位だと言われている。だから、産業も、理念を持ち、プロセスも大切にし、一人一人の生活を丁寧に重ねることが大切だと言える。「心 想 事 成」愛と平和の調和は、手作りからと。
今はお浄布づくりで、布供養をしている。
そして、早朝から、天空の朝ごはんに、参加された方達は、絶景の空に、北斗七星が輝き、流れ星が流れ、日の出も見えて、神秘な自然に堪能されたようでした。
実に、自然界でのセミナーは、実りあるものでした。私も、一人で、キャビンに泊り、本当に有難い事でした。