国民の違和感は9割正しい 堤未果著を読んで。

2024/07/10

私は、この「本」を読んで、この「書物」に感動し、目が覚めた。

それは、私が大田市の軽井沢に暮らしていると感じているからです。毎日が豊かな自然界と共に日々の暮らしを愉しんでいるからです。5月ですので、今年はことのほかです。本堂の裏山には、笹百合が咲き誇っています。コアジサイも、そして山法師もです。皐月の今を謳歌しています。そして、私はこの北三瓶に三惚れしているのです。一つは、「空気」ですね。美味しいオゾンがたっぷりです。空気は窒素が78%・酸素が21%・アルゴン、二酸化炭素1%の気体の集合体です。私はマイナスイオンがたっぷりあると思います。感受性の成長につながり安心感が得られます。リラックスしますね。二つは、「水」です。我が家は地下水ですが、とても美味しいです。お抹茶やコーヒーも美味しいです。なので、お寺さんは我が家のお抹茶が大好きです。お白湯もお代わりされます。三つは、「お米」です。北三瓶の粘土質でできたお米は、お米の味が濃いいのです。私がお嫁に来たばかりの頃に、弟が長久の米と山口の米と交換しようなんて笑っていました。とんと昔のことですから、私は敏感に感じたのでしょうね。

そして、プラスするならば、「+ね」。第4に「夫」としましょうね。

「自分の感受性くらい、自分で守れ バカ者よ!!」と、48才の時の茨木のり子さんの詩です。実は茨木のり子さんは、2006年79才で亡くなっておられます。時代を越えても色あせない言葉です。私の道しるべでもありますね。

感受性とは、五感を育み「第6感」を磨きます。自然界の中で5感とは、視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚ですよね。五感を使えば使うほど磨かれます。使わないと退化します。五感は育てるものなのです。そして、人間は五感を越える感覚も存在します。それが、「第六感」です。