2024/04/08
「さくら さくら 弥生の空は 見渡す限り 霞か雲か 匂いぞいずる いざや いざや みにゆかん ♫」この「さくら」の歌を、平成3年頃のことです。1991年です。大祖母が92歳でしたね。ベットに寝込んでいました。そのお世話を、家族全員で見守って見ていました。あの頃は、介護保険も有りませんでした。でも、ベットの貸し出しはありましたので、ベットは市役所より借りていました。私は大方、土日はお婆ちゃんのお世話をしていました。そこで、春のこの季節には、桜の枝を折ってきて、お婆(ばば)ちゃんと、この「さくら」の歌をうたっていました。
そのおばばちゃんの思いでも聞いていました。おばばちゃんの、桜の思い出です。『とんと、昔のことです。おばばちゃんの旦那様は、膀胱結石で患っていました。まだまだ若くて42歳の頃でした。おばばちゃんは、33歳の厄年でした。旦那さまは、紙に「わが想い山の如し」と、したため、桜の花が咲いている枝を手折って、お酒を注いで、おばばちゃんと、二人で乾杯をして、その桜の小枝を、顔にかざして、桜見をしたよ。とお話をしてくれました。』私は、その話を聞いて、とても感激していました。だから、私も、そんなことをして、おばばちゃんと、一緒に大声を出して歌っていました。「さくら さくら 弥生の空は 見渡す限り 霞か雲か においぞいずる いざやいざやみにゆかん」おばばちゃんは、とても上手に歌ってくれましたね。うふふです。もう、23年も昔のこととなりました。
昨日のことですが、久しぶりに、散歩をしました。それが、つい先日散歩コースに羊さんがいたので、びっくりだったりです。何でもと思い、出発しました。我が家のチューリップも花盛りです。ちょうど、大山隠岐国立公園・三瓶山のデカイ、看板表示がしてある処に、羊さんが20匹も居るのです。私がテクテクと歩いて行くと、「メェー・メェー」と、寄ってくるのです。私は思わず。「ごめんごめん、今日は、何にも持ってきてないのよ。今度、持ってくるね」と言いながら、写真を撮ります。しかし、いいもんですね。元々は、山口町の町中の能美家の大きなお屋敷を買われた方の奥様が、羊の毛で、織物をされているのです。そのお屋敷の裏手に、羊さんがいたのです。でもこうして、三瓶山の見える丘だと、みんなが見えていいよね。うふふです。そうか。「北海道の羊ケ丘みたいだよね」「うふふです。ボーイズビィ・アンビシャス!!」です。なんか、とても嬉しくなりました。そして、ぐるっと回っていつもの散歩コースをテクテクします。そして、いつもお世話になっているおばさん宅に寄ります。すると、そこのお嫁さんは、ハウスの中を見せてくれました。メダカの赤ちゃんがいっぱい誕生しています。わぁ。凄いね。そして、帰りには、「あすなろ・高菜」を頂きました。とても、ハッピーな一日でした。