白駒妃登美先生の世界が称えた5つの日本文化からです。

2024/01/17

なぜ武将は戦いの前に「茶」を嗜むのか?白駒妃登美さんの茶道の先生が、松平洋史子さんです。その松平法式とは、松平洋史子の祖母松平俊子は、佐賀藩侯爵鍋島直大の六女として生まれ、厳しい躾のもとに育てられました。女子教育の必要性を痛感し、社会的な各種の役職を兼務しながら、日本女子高等学院(昭和女子大学前身)の二代目の校長を務め、教壇に立ちながら、学園の発展に寄与してきました。その方のお孫さんが、松平洋史子さんです。その方から、茶道を学ばれています。先ず、5道です。茶道・書道・華道・香道・吟道です。道具の一つ一つに意味があります。5常は、道具です。仁(おもいやり・茶筅)・義(正義や道徳的    )・礼(儀礼や作法  )・智(知恵や理性    )・信(信頼や誠実、茶碗   )です。五輪です。仏教で宇宙を構成する5つの輪のことです。「地・水・火・風・空」天地宇宙のことで大自然のことです。五彩(白(夜明け)・黒(夜の暗闇)・赤(太陽・塗り物   )・緑(抹茶、緑の地球とも)・黄色(紅葉、茶杓、茶筅)豊かな自然の中でいただくお茶です。

そして、五感が働く、五感とは、視覚(目)・聴覚(耳)・味覚(舌)・触覚(皮膚)です。そして、第六感があります。これが、直観力ですね。実は、この第六感が未来への懸け橋になります。

私は、茶道は、いつも総合芸術だといい、総合文化だと思っています。「和敬清寂」「喫茶去」「清風明月を払う」白駒妃登美さんは、日本人の生き方は、天命追求型と言われています。今を受け入れ、ご縁を大切にし、日本の神話は、素直で勇気があり、慈悲の心に溢れている。そして、日本人はバランスよく全ての日本人が持っている。まさに、「和の心」をもって、いつも道徳的だ。どうも今まで日本人は、戦後教育を受けて物全ての人は、目標達成型のアメリカ方式の成功哲学を、必死で頑張ってきた。だから、西洋かぶれをし、いつも、「どっちが得か損か」と、日本とは真逆のことをしていたことになる。西洋人は、頑張れば目標は叶うと思っている。やっぱり日本人とは違う事が、実は、この私も分かるようになった。