12月25日(月)今日はメリークリスマスなのです!

2023/12/25

もう、すっかり、クリスマスは日本に定着しましたね。歴史から見ると、クリスマスと言うイベントは、きっと、明治から入ってきたものですよね。でも、明治、大正、昭和20年までの、クリスマスは、そう庶民の間では流行しなかったものです。では、いつから、市民権を得るようになったのでしょう。実は、私は、戦後生まれですけど、子どもの頃は、クリスマスのお祝いをしたり、クリスマスケーキを食べたりなんて、していませんでした。今考えてみると、クリスマスケーキも、知りませんでしたね。私がクリスマスケーキを知ったのは、昭和40年の12月だったのかもしれませんね。とても印象的に覚えているのは、私の妹が当時中学2年生でした。友達の家に行き、ケーキと言うものをお土産にもらってきました。そこから、私もケーキを作りたいと、思うようになり、私の進路も、栄養専門学校に行くようにしたのです。面白いですね。人間って、なりたい人に、成りたいものになる。したいことに心が向くのですよね。面白いですね。だから、学生時代は、児童クラブに入って、児童施設へ、クリスマスケーキを沢山作って、プレゼントしていました。いやはや、私の人生は、面白きかなです。

それも、私は、お寺にお嫁に行ったのに、このクリスマス時期になると、せっせと、クリスマスケーキを作っていました。私が嫁に行った頃には、電子レンジなんてありませんでしたが、電気オーブンが新品で在ったのです。だから、嫁に行ったのが、昭和46年の5月ですので、まだまだ、電化製品も揃っていません。だから、今のように生クリームなんてありませんから、あの当時は、無塩バターで、バタークリームで、デコレーションしていました。生クリームは、1980年(昭和55年)頃から出始めましたので、とても簡単にデコレーションが出来るようになりましたね。私は、とてもケーキ作りが得意になりましたので、子どもたちの誕生日には、いつも作っていましたね。子どもが小さい頃は、クリスマスケーキも何個も作って、子どもたちの友達にも披露していましたね。

すると、面白いことに、小学校の参観日だったでしょうか、担任の先生が、「いくらケーキが作られるからと言って、子どもたちに食べさせるのは、控えていただきたい」と、「え!! どうしてですか?」「私は職業柄、なんていうことはありませんが」と、「いやぁ。作られない親御さんもおられますので❔」あの当時、何の事かいなぁ!!

と、厭な気持になったのは確かでしたが、私は、私の思うとおりにしましたね。

面白いですね。このクリスマスケーキも、うふふ、日本だけなのですよ。そして、生クリームに、苺もね。