2023/12/07

いかがですか。幼い時、一日は短く、１年は長く感じていましたね。年齢を重ねるにつれて、１年は短く、一日は長いと感じるようになっています。

ジャネーの法則とは、時間の錯覚。何故年を取ると共に時間を短くかんじるのか？

ジャネーの法則とは、１９世紀のフランスの哲学者「ポール・ジャネ」が発案しました。主観的に記憶される年月の長さは、年少者にはより長く、年長者には、より短く評価されるという現象を心理学的に解明したものです。同じ時間の経過であっても、年少者は長く、年長者は短く感じるようなのです。

だから、５０歳の人間にとって、１年の長さは人生の５０分の１です。５歳の人間にとって、１年の長さは人生の５分の1です。分かったような分からないような表現ですね。つまり、５０歳の人間にとっての１０年間は、５歳の人間にとっての１年間に当たります。少しでも時間の経過を長く感じるためには、新しい経験の数を増やし、新鮮な気持ちを体感することが大切です。また、待っている時間は長く感じるように、楽しみな予定を作って持つことも解決策の一つです。より豊かで有意義な人生を送るために、「新しい経験の楽しい予定」を入れて行けばと思います。うふふ。人生を楽しみましょう。

人生におけるある時期に感じる時間の心理的長さは年齢の逆数に比例し、年齢に対しては反比例するため、年少者にはより長く、年長者では短く感じるということです。