2023/01/31
のチラシを頂きました。実は、そのお世話をしている方とお話がしたくて、その方に電話をして、わざわざ、来てくれました。その方は、学校の校長を退職され、地域で様々な事で、活躍なさっている方なのです。
お茶も嗜んでおられ、一度、お茶席をご一緒させてもらったことがあります。そして、大森の宗岡家でも、お茶会を開催したときに、蔵から出て来た、茶さじに銘が刻まれていました。その名は道安でした。道安は千利休の長男なのです。その茶さじが本当に、そうなのか、目利きする人がいません。そこで、お願いしたのが、その方でした。拝見をして頂きました。もう、ビックリでしたよ。「本物」でしたね。驚きでした。そんな、思い出がありましたので、「今回、何故、どうしてこのような事をなさるか」興味深々でした。
お会いすると、直ぐに、「お声を掛けていただき有難うございます。」と、お礼を述べられました。私こそ、突然に、携帯にお電話をし、誠に申し訳ございませんでした。と、その経緯をお話したところでした。
その経緯の話をすると、いやぁ! 大田に、あんなに豊かに生きておられる人はいませんよ。と、大絶賛でした。うふふ。私の友を、あんなに素敵に賞賛されると、自分を褒めてもらっているようで、またまた、嬉しくなります。
その先生は、文化を大事にしないのは、我々の教育の仕方がまずかったのだろうな。資本主義の教育で、損得で、「正しい」か「悪い」か、「損」か「得」かで、二極化で図ろうとする人間がふえました。悲しいです。
大田には、世界遺産があるのに、縄文の遺跡もあるのに、お宝がザックザックなのに。大田人は、俺には関係ないと、足元を見ない人の多い事か。
そうなんですよ。その先生は、2018年4月9日に島根県西部地震が有った時に、文化協会の方達と文化財を見に行きました。その時に、この壊れたものは、すてましょうか?と言われ驚いた。そこで、一念発起し、京都に勉強に行き、壊れたもののつなぎを学んで来た。(あっ。そうか。この間のあすてらすの縄文土器は、もしかして、先生が、その縄文土器をつないだのかもしれないと、閃いた。)だから、あれから、何個もつなぎをしてきました。確か、貴女の友達のAさんのも、直しましたよ。
なんか、とても、嬉しい豊かな時間を過ごしました。実は、私にとって、とてもとても、悲しいことがあったのです。「裏をみせ表を見せて 散る紅葉かな」と、とうとう、散ってしまった弟がいました。弟ですので、私よりも若いのです。でも、父の今年は十七回忌ですし、母の七回忌なのです。きっと、父と母は、「弟を、迎えに来たのでしょうね。もう、いいよ。こっちにおいでと。」私は、それなら仕方ないよと、「さようなら!」をすることにしました。この亀の子を立ち上げる時も、沢山の沢山の尽力をしてくれたのですよ。弟は、私の「宝物」でしたし、恩人でした。