1990~30年続いた「没落の経路」なるほどと、合点した。

2022/09/07

私は、このタイトルを見て、なるほどと、妙に合点したのです。私は、この亀の子を立ち上げる時と、同じだからです。

あの頃は、基礎構造改革すれば、繁栄と幸福の実現が来ると信じていた。だから、あの30年の間には、官僚もパラダイムシフトだと言って、厚生省と、労働省が一緒になり、厚生労働省となった。精神保健福祉法がやっと、成立したり、介護保険法も成立したり、地域保健法により、ここ大田市でも、混乱時期があった。だから、今は大田圏域として、県央保健所となっている。特に、当亀の子は、丁度、瀬戸際だったような気がする。

だから、創立の頃は、大田保健所で、機能は集中していた。地域保健福祉法になってから、市町村が窓口になり、当分の間は、連携を密にしないと、運営は大変だったような気がする。

国の制度が違うと、こうも、ちぐはぐなのかと、困惑した記憶がある。だから、亀の子の法人を立ち上げてからは、常に、国会の動向が気になっていた。だから、国が基礎構造改革だと言って、郵政を民営化を、小泉首相と、竹中平蔵氏がとうとう、法案を通してしまわれた。その裏には、実は、障がい者自立支援法も組んであったのだ。私は、時期早々だと、反対し、陳情書も、あの時、村木さんが説明に来られたので、差し上げた事があった。だから、構造改革の名目で、次々と、やられてしまっていた。①多くの日本人は、構造改革による繁栄を幸福の実現を信じていた。②自滅的改革は、これを受ける形で推進された。「トップダウンで国を滅ぼす悪の勢力」を排除すれば、万事解決とはならない。③ 構造改革の弊害が顕在化しても、この路線の支持は根強い。つまり、自滅的改革への支持は、現実とは無関係で成立している。

じぁ。どうするか、このまま、衰退の一路を行くのか。

改革はやめよう。今までは、良い物語ではなかった。じぁ。どう理解するのか。理解するキーワ―ドは、何か。

①社会と神話。国や社会の根底には共有された物語があります。②世の中の望ましいあり方はなにか。良い世の中を作るための生き方を提示し、「神話」をどうすればいいか。

新たな神話を。ジャパニーズヒストリーを。今までの30年のジャパニーズヒストリーは、衰退して来た。ならば、③は、新たな神話が生まれね時だ。

今までのように、合理性だけでは、神話に勝てない。

今までの、現実のヒストリーは、構造改革を美化してきた。痛みをこらえればいいと思っていたが、ヤバイぞと、気づいたぞ。このままだと、自滅だ。実は、2010年の時に自滅の方向に行きかけていた。しかし、あの時も、構造改革をもっと、もっと、と言っていた。さぁ。ここまで来たのだ。再生の道へ、行こう。①行き詰まった世界は再生される。過程の物語だ。

②世界の各地の神さまに共通したパターンが存在する。

③○○だ。

④日本再生の神づくり

日本の現実からの出発→神話学の成果を踏まえた洞察→

→日本の現状への帰還

世の中を良い方向に変えて行く叡智

理念は実践によって裏切られる。

資本主義は成功によって滅びる。

社会を真に変えるのは凡人だ。