東井義雄・教育者(1912~1991年)に触れて。

2022/08/26

実は、私は青山俊董老師をいつもお慕いしている。何度もお目にかかり、私の脳裏には先生の言葉が焼き付いているかもと、すると、「たから保育園」の先生が、研修に出かけたと言って、研修受講報告書が届いた。くにびきメッセ「多目的ホール」での研修会であった。その研修の評価と感想の中に、青山老師がいつも、口にされる東井義雄の名前が出てきた。「根を養えば樹は自ずから育つ」~三つ子の魂百までだ。ちょっと、興味が湧き、東井記念館が、兵庫県豊岡市にある。そこでは毎年、「いのちのことば賞」を開催しておられる。その中に、19歳の明石市小田虎賢さんの詩が載っていた。『いろいろな 障がいをもっていても それは私の個性だと思う。 この個性を認め合う社会を 育てる努力を惜しまないで』と、載っていた。東井義雄賞の入賞作品だった。東井先生の言葉も、見つけた。

☆「めぐりあいの不思議に手をあわせよう」

☆「この不思議ないのち それを今 生きさせてもらっている」

☆「自分は 自分の主人公 世界でただひとりの 自分をつくっていく 責任者」

私は、実は、「めぐりあいの不思議に手をあわせよう」通りに、日々を暮らさせて頂いているなぁと、実感しているのです。と言うのは、今朝のことです。ここ亀の子に来て、書物が届いていたのです。その書物は、私の歴史の先生で田中英道先生の書物です。

題名は、「世界文化遺産から読み解く、世界史」なのです。

比べるとわかる世界と日本なのです。

ちょっと、紹介しよう。☆ピラミッド(エジプト)と富士山(静岡)☆ モン・サン・ミッシェル(フランス)と、厳島神社(広島)

☆ロミオとジュリエットのヴェローナ(イタリア)と源氏物語の京都

☆フィレンツェの芸術(イタリア)と、奈良

私は、不思議なことに、パリとイタリアには、実際に行ったことがあるので、何故か無性に、「アレレ。妙に違和感なく、私の感性は喜んでいるなと、感じた。」もしかして、遠い遠いご先祖さまかとも思ったぐらいだった。不思議な感覚を覚えていた。ベネチェアの時にもそう感じた。運河の橋のたもとには、マリアがいたのが、散歩道での、お地蔵様と、重なっていたのだ。

いやはや、人間って、面白いですね。