長い春のお休みが終了しましたね。

2022/05/09

4月29日からでしたので、連続休暇にすると、29,30,1,2,3,4,5,6,7,8,となります。

10日間という事になります。但し、当亀の子では、10日間の中で、2日(月)は、出ました。5月6日(金)は、出勤です。5月7日(土)は、勉強会でしたね。

結局、亀の子では、3日間は、出勤でしたので、7日間お休みだった訳です。

そして、その7日間の中で、2日間は、地域活動支援センター「のほほん」は、明けていました。そうすると、10日間のお休みで、亀の子としては、半分の5日間は、何らかの形で、支援体制をととのえていた訳です。そのお陰か、連休明けには、メンバーは、皆さん元気に、通所となっています。本当に嬉しいことです。

やっぱり、人は人と、助け合って、手を取り合って、和を維持し、日々を過ごすものですね。日本人、本来の「和を以て貴しとなす」は、令和の今の時代にも通用するものですね。となると、日本人は、素晴らしい共同体を維持していることになると思います。私は、相変わらず、歴史が大好きですので、またまた、我が郷土の素晴らしさを発見したところです。特に、私は目の前が、我が誇る三瓶山なので、よりそう思う私がいます。

飛鳥時代のことです。柿本人麻呂さんです。662年生れ~710年没(この石見の国で没なのです。)我が大田市の三瓶山のことを詠んでおられます。

「君がため 浮沼の池の 菱摘むと 我が染めし袖 濡れにけるかも 」

実は、この句は、今現在の浮き布の池のほとりに句碑があります。

計算して見ても、没から数えても、1312年も昔のことです。うふふ。気が遠くなるような歳月年月です。幾とせも昔のことです。でも、事実です。

私たちの郷土は、こうして古代から、歌が詠まれ、その歌の地名が、ずっとずっと、繋がって、今の現代の令和にも繋がっている。凄いなぁと、思います。そして、外国に行って、初めて日本の良さを認識してくる人が増えて来た。私の妹も、我が家の長男の嫁も、日本の良さを再発見して帰って来た。

特に、この二人は、自然界がどうも大好きなようです。妹の方は、フランスでしたので、春には公園を散歩すると、蕨・わらびが生えているのに、フランス人は、採らないのよ。もったいないよって言っていましたね。長男の嫁は、アメリカのハイスクール卒業でしたので、帰国後に、この大田市の山奥にお嫁に来たのです。私は、「ここは、田舎だよ。大丈夫かな?」と、言うと嫁は、「はい。田舎大好きです。小鳥は鳴くし、自然いっぱいでいいですね!」と、そして、孫が育つ頃には、「いいですよ。子供たちが喧嘩をしても、近所が遠くで、のびのびと育てられます。」と、だから、環境は何の不足もなく、大いなる感謝で、明るく生きていますね。

小泉八雲も、この島根に来られ、とうとう、この日本の松江藩の士族の小泉セッさんと、結婚され、日本人になられた方なのです。だから、今は、小泉八雲さんの曾孫の小泉凡さんが、現代の日本人に継承しておられます。素敵なことです。

私は、源氏物語をこよなく愛した、アメリカ人のドナルド・キーンさんを知っているのですが、一度、講演を、目の先で聴くことが出来たのです。(偶然にも、一番前の席に案内して頂けたのです。)その話は、日本人より日本人だったような気がするのです。流暢な日本語でした。そのドナルド・キーンさんは、東日大北震災の後、とうとう、日本に来て、日本国籍を取得されたのです。名前も漢字で、鬼怒鳴門とした。島根の文芸雑誌に、私の拙い詩と、ドナルド・キーンさんの、ページが裏表が一緒になったことがあったので、望外に嬉しかったことがありましたね。うふふ。思い出は、尽きないですね。有難いことです。