博多の歴女として知られている白駒妃登美(しらこまひとみ)さんに出逢う。

2022/04/20

歴史大好き亀婆ちゃんもいいものですね。歴史のYouTubeを見ていたら、白駒妃登美(しらこまひとみ)さんが、とても美しい方で、とっても笑顔が良くて、島津斉彬(幕末の名君・薩摩藩主)のお話をそれはそれは、流暢にお話されるので、聞き惚れてしまいました。日の丸の旗を、考案したのが、この島津斉彬公だったのです。幕府側は、最初は、白黒白の横じまの印のような旗だったようですが、島津斉彬は、日の本に相応しい太陽のお日様が良いと、白地に赤い太陽を描いて、国旗としました。あの当時の殿様は、江戸時代最後の殿様、徳川慶喜公が賛同し、今の日の丸の旗となった。そして、もう一つは、日本の国歌の歌についても、お話をされていて、わぁ。素敵だなぁと、惚れ惚れしたのですよ。

あんまり、素敵だったので、この方の書物を、早速に、大田の本屋さんゲオに注文したのですよ。欲しい本を、FAXでお願いしました。すると、ゲオから、連絡が入り、品切れになっているのもありますが、ご準備いたします。と、連絡があり、またまた、私の楽しみが出来たところです。この方は、大病をきっかけに、命と向き合い、歴史上の偉人の生き方を改めて丁寧にひも解くなかで、かっての日本人が生きてきた「今を受け入れ、この瞬間に最善を尽くし、天命に運ばれていく」という天命追求型の生き方にシフトする。生き方を変えたことで、病状が奇跡的に快復したという。凄い方でした。

この方は、英国の歴史学者で・アーノルド・トインビーは、世界史の中で滅亡した民族について研究し、その共通点を見つけ、次のように警鐘を鳴らしておられます。① 理想を失った民族は滅びる

② すべての価値を物やお金に置き換えて、心の価値を見失った民族は滅

びる。

③ 自国の歴史を忘れて民族は滅びる

トインビーによれば、この三項目のどれか一つでも当てはまれば、その民族は滅亡するというのに、戦後の日本は、誰もが経済的な繁栄ばかりに目を奪われ、人としていかに生きるべきかという理想、目に見えない心の価値や絆、そして民族としての誇りを育む歴史認識、それらすべて置き去りにしてきました。

三つのうちのどれか一つでも当てはまれば、その民族は滅ぶと言われているのに、戦後の日本はむ、三つの条件がすべて当てはまる「三重苦」だったような気がします。そこで、白駒妃登美さんは、「人生に悩んだら日本史に聞こう~幸せの種は歴史の中にある」の書物を出版されました。うふふ。私も注文しました。

皆様に、又、紹介しましょうね。