明けましておめでとうございます。うふふ。松の内だからと、言いたいね。

2022/01/11

うふふ。「松の内」とは、簡単に言えば、松の内とは「正月に飾る松飾・門松を立てておく期間」を指します。元旦に家に歳神様をお迎えして、我が家に歳神様が滞在されている期間の事です。一般的には、1月7日までを「松の内」と呼び習わしているようです。地方によっては、15日までを、松の内と言っていました。

江戸時代までは、関東地方でも、15日までは、「松の内」と言っていました。と言うのが、私は、浅草の演芸ホールに行ったときのことです。「松の内」ですね!と言って、とてもお正月気分を味わったことがあったのです。日本人は、うふふ。言葉を大切に使いますね。歳を重ねて来たもんだから、余計に、日本の大和言葉が、気になるのですよ。だってね。年賀状でも、そうでしょ。この頃は、スマホで年賀状を出す人も多くなりましたね。私は、昔人間だから、年賀状と、スマホと、両方使います。

そして、今年も新しい2022年のカレンダーを掛けました。今年も「相田みつを」にしました。

『うつくしいものを 美しいと思える あなたのこころが うつくしい みつを 』が表紙でした。

そのコメントが書いてありました。相田みつをさんの、息子さんで相田みつを美術館の館長の相田一人さんです。 「美しいものに素直に感動する心を持ってほしい」それが父の子どもに対する願いでした。なぜなら美しいものに感動する心とは、悪いことや間違ったことがすぐわかる心のことでもあるからだ、と父は言っております。 例えば、戦争や犯罪、そしていじめなど見たり聞いたりした時に、それはおかしい、間違っているとパッとわかる心が「うつくしいものを美しいと思える」心だというのです。そういう心を育てることが親の大事な務めなのだ、と。では、どうしたらそれができるか?

「まず、親が感動すること」

父の答えは、明快でした。親の感動は必ず子どもに伝わる。そして、種のように子どもの心の中に残るのだ、と。 この作品は、今の時代に父みつをが一番に伝えたかったことだと私は思うのです。

1月のカレンダーの言葉も素敵です。

ただいるだけで。 あなたがそこに ただいるだけで その場の空気が あかるくなる

あなたがそこに ただいるだけで みんなのこころが やすらぐ

そんな あなたに わたしも なりたい            みつを

私は、今年は、特に特に、素晴らしい日本の姿が、誇りある日本人の品性が、徳ある日本人が、出てくるのではないかと、期待しているのですよ。失われた30年が戻ってきますよ。