おはようございます。火曜日は、何時ものように「お茶会」です。

2021/09/28

いつもの、「お茶会」なのですが、今日の「お茶会」は、格別に、新鮮なのです。でもね。それに気づくか?とてもとても、たのしみなのです。お茶会を担当する職員も私も、「しぃぃ。」と、黙っています。

と言うのは、お茶室の部屋は、いつもは静養室になっています。毎週火曜日の午前中だけは、「お茶会」の部屋となります。本格的にと、床もありますので、掛け軸も季節のものを掛けます。お花も活けます。うふふ。香炉もあります。そして、茶釜も置いてあります。お点前もできます。私は、かねてから、茶道は、日本の総合文化だと、思っていますので、一時でも、優雅な雅な落ち着いた日本の文化を愛でてもらいたいなぁと、掛け軸も季節のものを掛けます。メンバーに書家がおられましたので、その掛け軸を楽しませてもらいました。その彼も、亡くなってしまいましたので、彼を慕いながら、楽しませて貰っています。もう、20年を越えましたので、畳が擦り切れてしまいました。その畳を、真っ青の新品にしたのです。畳のヘリの枠も職員が選びましたので、それはそれは、見事な青畳になりました。本当にかぐわしいいい香りのする畳に変身したのです。

その感動を、皆様に体験してもらえることができるのか、実は、私は秘かに楽しみなのです。

心を動かすことは、人間にとって、いかに大切なのか、知って欲しいのです。

稽古照今(けいこしょうこん)~昔のことをよく学び、すでに廃れてしまった道徳を見直し、今の基準とすべく失われかかっている尊い文献を補うために、この古事記を書き残しておく

「いにしえをかんがえ いまをてらす」

現代人のモラル・ハザード(道徳破壊)が呼ばれる昨今ですが、すでに「古事記」が書かれた時代に、それが始っていたとかんがえると、なんとも感慨深い。常にこの事を忘れず、日々精進したいものです。