こんにちわ !! 平和をねがい続けた 画家 加納莞蕾の娘の加納佳世子さんのお話を聞きました。

2021/08/24

昨日、ソロプチミスト大田の皆さんと、安来の加納美術館に行ってきました。島根県も新型コロナウイルスが、毎日毎日、連続して、感染者が出ていますが、予防対策をしっかりして、行ってきました。安来市ですので、島根県です。やっぱり、高速を走りますので、あっという間に行きました。加納美術館は、安来市ですので、JR荒島駅を通過して、飯梨川を横に見て、県道45号線を走ります。すると、前方に、月山富田城が見えてくる、足立美術館を通り過ぎます。そして、しばらく、飯梨川沿いを走ると、周りを山に囲まれた盆地のようなところに、加納美術館が建っていた。お話を聞くと、広瀬の町の山間の盆地で回れは、広い田んぼが広がっていたという。この加納美術館が建ったところは、昔は、田んぼだったそうだ。元々は、加納莞蕾さん(加納辰夫)さんの息子さん加納博基(ひろき)さんが、郷里の発展を願って、生涯学習・文化活動の拠点となるように設立されたものでした。

平成8年(1996)11月1日に開館。平成14年(2002)年、広瀬町に寄贈。広瀬町立加納美術館となる。(加納美術振興財団が管理・運営にあたる。)平成17年(2005)市町村合併に伴い、安来市加納美術館となる。

今日、お話してくださった加納佳世子さんは、今まで、大阪で小学校教諭として38年間教壇に立っておられた方で、地元に戻って、2016年から安来市加納美術館の名誉館長を務めておられる。道理で、お話は、立て板に水の如くだった。そして、とても分かり易く、時には涙が出そうになった。それだけ、感動できたのかもしれない。

レストラン・「やまさや」での食事も、地元の野菜がふんだんに使ってあり、とても美味だった。又、同じ敷地に、書の展示室もあった。画家ばかりでなく、書や水墨画も見事なものだった。驚いたのは、般若心経が、一幅の掛け軸に、達筆なタッチで軽快な筆遣いが心を動かした。その隣の、観音菩薩が描いてあったが、それも、惹きつけるものだった。私が、般若心経の書は、なかなか難しく、写経なら、何とか書けるが、画家が書くということは、よっぽどでないと、字の行間もあり、最後にきちんと納めることは、お坊様でも中々です。と、名誉館長にお話すると、「あれれ。森山さん。大田の円城寺との関係性をお話し、しましたかいね。」と。「いいえ。まぁ。嬉しいです。そのお話は、次のお楽しみとさせていただきます。」と、お答えしたところでした。