お早うございます。お蔭さまで、弘法大師法要・大般若法要を終えました。

2021/05/24

今朝の朝礼でのことです。私はいきなり、「我が国は、4年に一度のオリンピックを東京で開催ですが、昨年は延期となりました。さて、世論はオリンピック開催は、無理と、言って居ますが、皆さんは、開催でしょうか。無理でしょうか?」「では、開催した方がいいと言う方は、手を挙げてください。」と、質問してみました。すると、亀の子のメンバーは、大方の人が、開催してもいいでした。そこで、何故、いいですか?の質問に、「他国に比べると、感染者は、断トツに少ないです。」「だから、我が国は、開催できます。」「日本だから、開催できることをアピールするべきです。」いやはや、亀の子のメンバーは、凄いです。そこで、私が、今の日本のマスコミやメディアは、国民をコロナ禍の中で、煽っているように感じますが、皆さんはどう思いますか、と、聞いてみました。すると、Sさんは、「はい。僕は、国民一人一人が主体性が欠けているように思います。」と、答えてくれました。私は、もう、ビックリでした。そして、こんな質問もしてみました。「このコロナ禍に於いて、自分は、自分なりに頑張って乗り越えようとしているなと、思っている人はいますか。思っていると思う人は、手を挙げてください。」実は、この質問にしても、全員が、自分なりに頑張って乗り越えようとしていることが解りました。 私は、嬉しくなりましたね。日本人は、冷静に落ち着いて、このコロナ禍であっても、何をどうすれば、いいのか。ちゃんと、理解できていることなのです。

どうも、我が国の今の世間は、コロナ依存症にかかっているようです。「依存症」とは、誰かさんに寄りかかって、すがっている状態です。大勢になびき、甘い汁、甘い話に、寄りかかって、自分は安全地帯に居座ろうとする。やっぱり、この現象は、甘えの構造だと言える。自分の「主体性」もなく、大衆心理に左右されてしまう。困ったものです。

だから、一人一人が烏合の衆となり、流されてしまう。いやはや、もったいない事です。私は、このコロナ禍は、もしかして、日本人よ。目を覚ませよ。と、先人達からのメッセージかもしれないと、思う。今まで、「温故知新」と、知りながら、全く無視してきた社会。故きを温ねて新しきを知るを今こそ、知るべき時が来たようだ。となると、当亀の子のメンバーは、ちゃんと、知っていることになる。人として、「生きる意味」「人生の素晴らしさ」を知るべきだ。自分の命の尊厳もきちんと知らない。そんなこと、このコロナ禍で関係ないと、ほざく輩もいる。「生まれて良かった。生きててよかった。」この命を、この世に誕生させてくれたご先祖さまへの感謝もない。中には、生まれて来なければ良かったと罰当たりの人もいる現代社会。

目を覚ます時が来たようです。