いわさきちひろ生誕100年前進座公演を観てきました。

2019/10/16

大田市民会館大ホールにて、「ちひろ」~私、絵と結婚するの~原案=松本 猛 台本=朱 海青 演出=鵜山 仁

物語は、ちひろが生き方を決めた原点を凝縮しての舞台だった。私は東京の「ちひろ美術館」に行きたくて、平成8年1996年に、初代の「ちひろ美術館」に、新青梅街道をテクテク歩いて行ったことがありました。とっても、斬新な当初の美術館は、3階の頂上にレストランがあり、感激したことがありました。2002年(平成14)に全館バリアフリーにされ、現在の「ちひろ美術館」に改築され、その美術館にも、何回かお邪魔したことがあり、ちひろさんの描く子どもの姿には、いつも感動ものでした。だから、毎年のカレンダーは、「ちひろのカレンダー」と、決めているのです。すると、メンバーのmさんも、「私もお願いします」と、言われずっと取っています。そんなこんなで、「前進座」の公演は絶対に観たいと思っていました。うふふ。やっぱり、願えば叶いますね。そして、市民会館の大ホールの席も、いい席でした。そして、お隣の方たちも知り合いでしたので、より、嬉しかったですね。「念ずれば花開く」の話も、盛り上がりました。1946年(昭和21)5月の焼け跡にバラックや闇市の東京・新宿駅に降り立った「ちひろ」1918年(大正7)12月15日生まれですので、ちひろは27才の時でした。沢山の消せない過去との葛藤をかかえて、「絵描きとして自立する」という熱い想いを持っていました。「新しい世の中を作っていきたい」アンデルセの紙芝居の挿絵を手掛けた。文部大臣賞をもらい、仕事は、次々と、舞い込んできた。1949年ちひろは7才半下の松本喜明と、結婚することになった。ちひろの生き方の原点を、芝居を通して知ることができた。実にちひろ役が、ぴったしの配役さんで驚いた。いいものですね。芸術は、魂の食べ物だと、言いますが、全く、その通りと、満足したところです。そしてそして、今日が始まっています。不思議なもので、大田市立病院での外来だったので、病院へ。すると、昨日のちひろの公演でご一緒した方にお会いしました。うふふ。その話でまたまた盛り上がったところです。