2019/10/12
台風の影響で、ここ島根県も、雨模様です。今日は、私のお里の母の三回忌の法事です。大島の着物を出して、帯は木綿の半幅帯にして、夏用の絽の絵羽織を着て、出かけました。夏用の絽の絵羽織は、一度も着た事が無かったのです。嫁入りに整えてくれたものでした。母への感謝の意を伝えたくて、着て行きました。お里は、代々続いた家ですので、古い親族も集まります。私が、お里で育った頃も、子どもながらに、凄い年配の方達が来ておられた記憶があります。となると、あの時代の年配の方達は、もう既に亡くなられ、次の年配の方達は、この私たちになって来ているのです。そして、今の子ども達は、私の孫たちに当たります。昭和の時代から平成になり、令和元年を迎えていますので、「ごく当たり前」のことなのですが、無性に有り難いと思う私がいます。
仏間の部屋の右横の長押には、先先代(私の大祖父母)が安置されています。私が子ども頃の仏間には、私の知らない人でしたよ。今度は「私の知っている人ばかり」こうして代々続いて来ているのですね。
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