おはようございます。台風🌬💨17号にて、1日雨☔️模様です。

2019/09/23

雨にて☔️にて、家の中が一番と思いきや、昨日の22日は、ソロプチミスト大田の仲間と、松江市の八雲村にて、しいの実シアター(NPO法人あしぶえ)上演の「セロ弾きのゴーシュ」を観に行きました。私は初めてでしたので、八雲村がどんな所にあるのか興味深々でした。松江南高校や八重垣神社までは、とても整備され都会でしたが、その先からが、昔の山口線のように山の中にどんどん入って行きます。そして、曲がりくねっています。「えっ!こんな山奥に、森の芸術シアターがあるの?」丘の上に駐車場があり、その駐車場から細いジャリ道がジグザグに続き照明用のガラスには赤とんぼが描かれている。いよいよシアター上演の場所に着きました。あしぶえ代表者の園山土筆さんがお出迎えでした。そして、森の学校の校長先生が武田祐子さんです。開幕です。私は、一番前の特等席です。うふふ。開演のご挨拶を園山さんがなさいましたが、もう、接近していますので、園山さんの熱い思いが伝わってきます。園山土筆さんは、しいの実シアター芸術監督さんなのです。もう輝いておられます。もう目の前が舞台です。かぶりつきです。セロ弾きのゴーシュが主人公なのですが、そのセロ弾きが、大勢で演奏するのに、中々音が合いません。指揮者は、何度も注意しますが、基本のドレミも、うまくできません。そのゴーシュの自信のないおどおどした仕草や表情は、不安感がいっぱいみなぎっています。周りの演奏家達の表情も、暗くて、蔑(さげす)ん表情です。それでは、練習するように言われ、ゴーシュは、一人で、部屋に閉じこもり、練習する事になりました。何度弾いても、うまくいかず自暴自棄になってしまいます。そこへ、虎の🐯ような猫がやって来ます。「上手に弾いてよ」とおねだりします。「下手くそ」と言われ、カッとなったゴーシュは、「激しい悪魔の音」で威嚇します。そして、出て行けと、今度は、「ホーホケキョ」と、鳥がやって来て、音合わせをしてくれと頼まれます。何度やってもうまく行かず、とうとう、鳥を追い出そうとしますが、鳥は、ガラスに当たって、落ちてしまいます。今度は、たぬきの子供がやって来ました。豆だぬきはお腹の太鼓を出して、練習したいと言います。し始めましたが、ゴーシュに、糸の線がずれているよと忠告します。この時のゴーシュは腹を立てず、素直に、修正して、子ダヌキと、楽しく演奏しました。実は、この縁の下で、いつもゴーシュの演奏を聞いていたので、習いたいなぁと思っていたという。そして、「ありがとう😊ありがとう」とお礼を言って別れた。すると、今度は、ネズミのお母さんが、小鼠を抱いて、やって来た。小鼠が具合が悪いので、ゴーシュの演奏を聞けば治ると評判を聞いて来た。どうぞ治して下さいと。ゴーシュは、それならばと、自分のポケットの中に小鼠を入れて、演奏した。すると、ぐったりしていた小鼠は、元気になり大喜び。ネズミのお母さんも大喜び。お礼をいっぱい言われて、とうとう、夜が明けてしまいました。さぁ!演奏会の始まりです。セロ弾きのゴーシュも演奏です。他の仲間とも、バッチリ👌音が合っています。仲間の表情も豊かです。ゴーシュも、堂々と弾いています。会場からも大きな拍手です。アンコールもです。すると、指揮者が、それでは、アンコールは、ゴーシュにお願いします🤲と。ゴーシュの一人が演奏です。わぁ❣️凄いです。ブラボー❣️です。そして、最後のフィナーレでした。

いやはや、久しぶりに、目の前での演劇は感動します。演劇は、こころの食べもの、Theatre is Food for the heart と、しいの実シアターのパンフに書いてありましたが、実は、私は下関美術館の庭に、「魂の食べものは芸術だ」の石碑。河村幸治郎著(河村美代子さんのお父様)を知っていたので、やっぱり志ある方はさすがと感激ひとしおでした。かやぶき交流館に行き、温かい釜揚げそばをいただきました。