2019/08/09
ふぁみりわーくの朝礼は、毎日、一人一人が、一言メッセージを、順番にやっています。今日は、Kさんでした。「僕は歴史が好きで、本を読むのが好きですので、その話をします。昭和史が好きで、戦争の混乱期に、日本が🇯🇵満洲国で統治していた時代があった。陸軍軍人が強く書物の中には、阿片を栽培して、薬の麻薬剤に使われていたり、軍資金にしたりしていた。しかし、情勢は一変し、満洲国から引き揚げる事になり、大混乱な時代であった。」そこで、私が口出しをしました。「皆さんの中で、満洲国から引き揚げてきた人達のお話を聞いた事がある人は?」大方のメンバーは、知らないメンバーばかりでした。では、戦争から帰還した人を知っている人は?そして、親戚で戦死した人がいる人はいますか?なんと、大方のメンバーは、知らないメンバーばかりでした。となると、私の年代の者しかに知らない事になっていました。「あぁ!日本🇯🇵の戦争時代を知らない国民が多くなってしまいました。」そのKさんも昭和42年生まれですので、史実は「書物」の中からの知識となります。間違った戦争認識だとすると、とんでもない事になります。私は、我が国にとって、今こそ、本当の史実でないといけない事になりかねない心配を持っています。と言うのは、我が国は敗戦国として、多難な辛苦を耐えて来ています。どうしても、勝者側の歴史認識を負わされて来ています。74年経過していても、耐え難い苦難な道を歩まざるを得なかった先人たちのご苦労を、我々、今生きている日本人は、しっかり認識する時が必要だと思われます。
私は、父親が戦争体験者であり、多くの友を失い悲しい😭思いを抱えて生きていました。戦死していった友の分も一生懸命生き切った人生でした。理事長の父親は、南方のカラングァイで戦死しています。去年でしたが、靖國神社に参拝し、楠木と桜の木を記念にと求めて、庭に植えていますが、すくすくと育っています。そして、身近にも、シベリアに捕虜になり3年間拘留されて日本に帰って来た。満洲国から引き揚げてきた方たちは、何人もおられた。しかし、そんな話をする人は少なくなって来た。ならば、今の私たちが、ちゃんと伝えていく事をして行く事が必要なのだろう。