5月に入り、大型連休も終わりましたね。

2021/05/06

この大型連休は、皆様どうお過ごしだったでしょうか。社会福祉法人亀の子では、この大型連休は、いつも、ハラハラドキドキの連休でしたね。だから、我が家に居ても、いつでも、飛び出して対応するようにしていました。今回も、利用者全員に、この連休に健康管理をと、体温を測定し、提出するようにお願いしていました。そして、もし、心配なことがある場合は、いつでも対応しますからと、私の携帯番号を記載していました。 だから、いつでも大丈夫よ。と、待っていたのですが、一件だけで、全然なかったですね。

という事は、このコロナ禍の中、メンバーは、実に自分なりに生活をエンジョイしたようです。この連休に、地域活動支援センター「のほほん」は、5月2日(日)と5月5日(水・こどもの日)は、開所し、当直もメンバーにやってもらいました。だから、この「のほほん」をうまく使って過ごすことが出来たようです。居場所があるという事は、とても大切な事ですね。

その昔は、長いお休みがあっても、夜昼と、関係なく、電話が鳴っていました。私が出張で、お出かけの時にも、携帯に電話が掛かってきていました。それが、最近は、ピタッとなくなりました。

メンバー達は、あの当時は、社会全体が、不安感だらけで、生きずらかったようです。こうして、社会福祉法人亀の子を立ち上げることによって、メンバー達は、自分の居場所を見つけて、自分のライフスタイルを確立してきたのかもしれません。生きずらさが、少しずつ、社会の偏見もなくなって来たせいもあるのでしょう。そして、メンバーは、障害を持っていても、自分の障害とうまく付き合って、堂々と生きていけるようになったのかもしれません。ここ大田市の環境が良くなったから、生きやすくなったとも言えますね。

私は、とても嬉しくなっています。と言うのは、私の尊敬する谷中輝雄の言葉を、張り紙にして、張っていました。それが、今、実現できているようで、やっと、先生にお礼が言えます。

『ごく当たり前の生活を、実現させ、さらにより豊かな生活を手に入れられるよう、連帯の輪を拡げましょう。谷中輝雄 』

だったのです。 先生。ありがとうございました。