今日は、雨です。

2019/04/24

今日は、斐川町のHさんが、わざわざ、来てくれました。私のお部屋に入り掛けに、私は、思わず。「まぁ!Hさん。この間は、ご結婚おめでとうございます。」と、声をかけてしまいました。もう、懐かしくてね。というのが、もう、20年前のことです。無認可共同作業所時代に、平田のサンレイクにて、年に一回、島根県下の共同作業所交流会をやっていました。その時に、まだ若かったHさんが、シンポジュウムの時に、「僕は、いつか、島根県の当事者連絡会を結成したいと考えています。」と、発表してくれたのです。私は、丁度、司会進行役をしていたのです。その後、6年後には、実際に島根県当事者連絡会を結成されたのです。だから、志がある方は、必ずや、大きな力になると信じていましたので、もう、嬉しい限りなのです。また、Hさんは、とても謙虚な方で、「いやいや、ここまで来れたのは、周りの方達の支援があったからです。」と。本当に素敵な彼です。今日も、素敵なハンチィングハットを被り、とても粋でした。うふふ。私も、若い時に、こんな素敵なエピソードがあると、いつの間にか、そのエピソードに花が咲くのだなぁと、嬉しくなってきます。「幸福の種を蒔く」ことは、とても大切なことだったのですね。私は、最近、とても気になる色があるのです。「群青の青」なのです。というのは、フェルメールの青いターバンの少女の「ターバン」の青がとても気になっています。この間、大根島での由志園での、假屋崎省吾さんの華道で、「群青」がふんだんに使ってあったのです。そして、由志園でのトイレの壁が、この群青だったのです。そして、私は、因島の隣の平山郁夫美術館に行くことができ、「群青の海へ」の本を求めた。平山郁夫の絵に魅せられた。アンコールワットの月・月光流砂らくだ行・どれも、群青がふんだんに使ってある。般若心経の手帳も購入した。画は、平山郁夫で、訳は、中村元・編著は、堀内伸二です。うふふ。私の「宝物」になっています。去年の夏には、県立美術館にて、アフガニスタンのバーミヤンの天井壁画をクローン文化財として、復元された方が、平山郁夫を師事されていた、宮廻正明さんだったのです。島根県出身の方です。私は見に行ったのですが、「天翔る太陽神」は、もう圧巻でした。その時のバックの色が、この群青でした。凄いでしょ。この「群青の青」は、壮大なロマンを秘めているのです。どうも、シルクロードの最終地点が、日本の平城京の正倉院であるとか。うふふ。ロマンがあるね。京都での祇園祭などにも、あの大きな櫓の神輿の絨毯は、シルクロードを通って日本に渡ってきたのですね。なんか、素敵だと思いませんか。そうそう、金沢の兼六公園に隣接する「成巽閣」に、加賀藩13代藩主の前田斎恭が1863年に、世界で最も美しい群青色とされた天然鉱石ラピスラズリそっくりの合成顔料が発明されたばかり。長崎に輸入品を買い付ける家臣を常駐させるなど、もともとヨーロッパの文化に傾倒していた前田家が、大胆にもこの顔料を数寄屋風の書院造りに取り入れたのです。

凄いでしょ。「群青」の色って、とっても魅力的なのですよ。カワセミも、動く宝石と言って、私の好きな小鳥でもあります。うふふ。まだまだ、あるのですが、また、今度ね。