昨日と違って、今日は雨が降って、外は寒いて家の中。

2019/04/14

それでもと思い、昨日のこと、因原の道の駅で、求めて来ていた「シャクヤク」二株を、雨の止みまに植えました。とんと昔と言っても、簡易浄化槽や車庫を建てる時でしたので、平成16年(2006年)の頃です。花畑にしていましたので、ふた畝作っていました。そのシャクヤクは、大般若の法要の時のお花に決めていたのです。私は花びらが一重が気に入っていましたので、いつも活けていました。あれから、もう15年も経つのですね。本当に早いものです。シャクヤクのお花の思い出も、私には昨日のように思い出す事があります。まず初めて、シャクヤクの花はいいなぁと思ったかは、長男が誕生して、一歳を迎える、5月の連休に、夫の親友の地蔵院を訪ねた時のことです。因島でしたので、お泊りもさせてもらいました。昭和48年5月

うふふ。四半世紀前ですね。大きな玄関には、黒光りの床が広がり、水盤には、一重のピンク色のシャクヤクの花が活けてあり、とても印象に残っていました。その翌日には、生け替えられたのか、同じように「凛として」活けてありました。流しに行くと、バケツの中に、何本かシャクヤクの花が入っていました。私は妙に納得し、素敵な配慮がとても気に入ってしまいました。そして、その地蔵院のお母様は、本堂にて、長男に「デゴイチ(機関車)機関車🚂」を、遊ばせて貰っていたのです。すると、「デゴイチ無しで、歩けたよ」と、大喜びで知らせてくれました。本当に、不思議ですね。記憶に残っているのですね。そして、もう一つ!それも、私が石東病院に勤めていた頃の事です。三瓶の農園でシャクヤクを栽培していた看護師の彼女が居ました。その彼女が、「森山さん!どうぞ、シャクヤクの芋を掘って持って帰ってもいいですよ。差し上げます!」と、言われ、持って帰って、我が家の花畑に植えていたのです。本当に人生って、やっぱり素敵な事ですね。お花一つでも、沢山の出会いがあり、御縁が有って、今があるのですよね。さてさて、「令和」の年を迎えますよ。またまた、様ざまな出会いがある事でしょう。ゆっくり楽しむことといたしましょう。