お早うございます。春のこの季節は、心がそぞろですね。

2019/03/13

本当に、春眠暁を覚えず、処処啼鳥を聞く、夜来風雨の声、花落ちること知る多少、「しゅんみんあかつきをおぼえず、しょしょていちようをきく、やらいふううのこえ、はなおつることしるたしょう」私は、この季節を迎えると、中学校で習ったのか、実によく覚えている。中国唐の時代の「孟浩然(もう こうねん)」詩人だ。私は、唐の時代は、日本で言えば何時代と調べてみた。西暦618~917年なのです。日本では大化の改新が始まり、遣唐使が第1回初めて、派遣されます。奈良盆地の北側に都を遷都します。この都は、唐の長安をモデルにして造られました。平城京です。そしてその中枢である平城宮です。710年の平城京遷都(なんと、みごとな平城京のゴロ合わせで覚えたような)アハハ!遡ること、1310年前のことです。凄いでしょ。そんな昔の唐時代の方が、「春眠暁を覚えず」なんて、素敵な詩が浮かぶなんて素敵だと思いませんか。今の現代の私たちにも、ちゃんと、その気持ちが伝わります。うふふ。だってね。この春浅い時期は、お布団に入っていて、とても気持ちよくて、小鳥のさえずりが聞こえてきます。夜中には雷鳴が鳴ったのも気づかずに、眠りの世界に入っていて、ウトウトしている感じって素敵でしょ。そして、朝目覚めてみると、椿の花が落ちていたりすると、あっ!そうか、夕べ雨風が酷かったのだと気づく。