面白い時代に入っていますよ。アンドロイド観音「マインダー」さまの登場です。

2019/03/06

ついに仏教の世界に、アンドロイド観音「マインダー」さまのお出ましです。今朝のニュースでしたね。

京都の高台寺(京都東山区)は、多くの人に仏教への興味を持ってもらおうと、アンドロイド研究の第一人者であり、大阪大学教授の石黒浩氏らの協力のもと開発された。2017年9月から制作がスタートし、約1億円の費用をかけて完成された。顔や手はシリコンで覆われ人間のようだが、残りの部分は機械丸出しな「マインダー」なのだ。名前も「マインダー」と命名されている。マインダーは、予定通知機能のことだという。まぁ!言って見れば、カレンダーつきの手帳のようなもので、それを手書きでするのではなく、メカでこなすというようなことかな。高台寺は、私はお寺大好き人間ですし、歴史大好き人間ですので、行ったことがあるのです。豊臣秀吉の正室・北政所ねねのゆかりのお寺なのです。高台寺の後藤典生(てんしょう)執事長は、仏像は変化する時期だと言われ、参拝者が仏教を理解しやすく、仏教に触れてもらい親しみを感じていただければと。マインダーの初法話で「相手に共感する心はロボットには、持ち得ない。人間であるあなた達に備わる力だ」と説いた。後藤執事長は「話す・動く・目を合せる仏像から心の安らぎを得て欲しい」と言われている。アンドロイド観音は、日本語を話すが、英語と中国語の字幕がスクリーンに映し出される。私は、こんなニュースを聞くと、あぁ!やっと。日本人の良さを発揮する時代の到来かと嬉しくなります。というのは、私もお寺に嫁いで、よりそう感じているのかもしれません。そして、一人ひとりの命の尊厳が、とても粗末に扱われている気がしてなりませんでした。「天上天下唯我独尊」の意味も「人命は地球より重い」・人間しかできないことがある。その人間さまに、生まれた人間さまと言うことを、現代人は知らない人が多すぎる。私は、日本人に生まれてよかった。ご先祖様の生き様は、素晴らしい。私の身近にも、「お手本」になる方ばかりでした。なのに、現代社会は、ご先祖様を大事にしない人が多くなりました。さぁ!気づいたものから、人は何故生きるのか。生きる意味は幸福であることを伝えていきたいね。