2019/03/01

今日はふぁみりーわーくでした。ふあみりわーくでは、精神保健福祉ボランティアグループ「うさぎの会」さんの２０年に渡って、活動して下さったお礼にと、感謝会を開催すると言って、様々な意見が出ていました。

私は、２０年前の大田市の地域社会の精神保健福祉の環境は、まさに閉鎖的で、閉塞感が漂っていました。当時のメンバーは、皆が怯（おび）えてづいて、堂々と、街中を闊歩（かっぽ）出来る状態ではありませんでした。大田の町の駅通りにしても、敏感に反応していました。いつも色眼鏡をかけて見られているようでした。差別偏見がはびこっていました。そんな地域社会の中にあって、県央保健所での精神保健福祉の研修を受けられた人たちで、ボランティアグルーブ「うさぎの会」を結成され、２０年の長きに渡って、島根県の精神保健福祉ボランティアグループにも関わられ、島根県の当事者クラブにも関与され、そして、ここ大田市では、石東病院のディケアーにもポランティアに行かれ、当亀の子には、「のほほん」には、料理教室を開催して下さり、一人暮らしやグループホームの人たちへの料理教室をして下さり、ペタンクやボッチャやグランドゴルフや紙芝居や、様々なゲームをして下さり、お蔭さまで、メンバーは、今では、元気いっぱいに堂々と、生きていけるようになりました。大田市では、先頭に立って、応援していただいたおかげで、こんなにも元気になれました。啓発啓蒙が広がって来て、お蔭さまで、ポジィティブアクションが繰り広げられることが出来ました。

考えてみれば、うさぎの会さんは、ここ大田市の閉塞感を打破されたことにつながるような気がします。

本当に、春の妖精のように、辺りを、明るく、爽やかにして下さいました。本当にありがたいことでした。