土日は、松江、田儀と講演・映画とお出かけしました。

2019/02/17

まず、土曜日は松江の県民会館へ、小泉進次郎さんの講演だと信じきって行きましたが、違いました。小泉純一郎元首相さんでした。あれれ!私は小泉首相は、大嫌いな人でしたので、とてもがっかりしました。それでも、折角来たのだからと、「何故、嫌いなのか」確認する事も、又、もしかしたら私の偏見も有るかもと。何故、嫌いなのかは、小泉首相の時に、郵政法案と障害者自立支援法が同時に成立した時だったのです。そのやり方が、「白か黒か」と、髪を振り乱してライオンハット🦁のようでした。「吠える野獣だ!」と毛嫌いしていました。講演が始まると、もう、80歳は超えて居られるのに、その話ぶりは、ここ島根の「竹下登元首相」のお話から始まり、首相時代には、原発を推進してきた。しかし、国会を退官してからは、地元で老人クラブでと、しかし、2011年3月11日の東京電力福島第一原発事故をテレビを見て、これは、もう、原発はゼロに、脱原発を政府主導で進めるべきだと力強く力説された。いやはや、私は、なるほど、嫌いな人の話も聞いて見るものだと思った。島根県も3号機を可動せず、3号機が出来上がっても、原発はしない事に決めればいい。そして、その場所を文化活動の場にすれば良い。太陽光発電などの自然エネルギーへの転換をするべき時だ。意義深い1日となった。

そして、本日は、田儀にて、映画を見て来た。「夜明け前」呉秀三と無名の精神障害者の100年 《我が国十何万の精神病者は実にこの病を受けたるの不幸の外に、この国に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし。精神病者の救済.保護は実に人道問題にして、我が国目下の急務と言わざるベからず。 呉秀三

呉秀三先生が、100年前に言われた事なのですが、今日の我が国は、一向に改革されていません。何故なのでしょう。私は、「どうしたもんじゃろうかと」  日本人はopen-mindedが、欠如しているのだろうか?「臭い物には蓋をしろ」で、隠してしまうのか。それでは、いつまで経っても、井の中の蛙大海を知らずなのか。困ったものだ。