お早うございます。寒明けです。

2019/02/07

ここ最近、文豪トルストイの事が、私が読む本に、よく出てきて、とても気になっていたので、調べてみた。というのは、とんと昔の事なのですが、私が娘の頃、トルストイの「戦争と平和」の書物も読んだり、「若きウェルテルの悩み」「罪と罰」「赤と黒」などと、西洋文学に被れていた。「嵐が丘」「アンナ・カレーニナ」も読破した。映画も観に行っていた。青春を本当に謳歌していたのだろう。「戦争と平和」のオードリーヘップバーンは、魅了したのだろう。そんな、青春をとっくに通り過ぎ、壮年期も通り過ぎ、高齢期に達して来て、やっと、人生の意味は何なのかと、立ち止まる時に来たように思う。トルストイの「戦争と平和」の狙いはなんだったのかと、ひも解いてみた。狙いの3位から述べてみよう。もし、苦しみがなかったら、人間は自分の限界を知らなかったのだろうし、自分しいうものを知らなかった。2位は、人間が幸福で安全に自由であるような状態はこの世にはないが、人間が完全に不幸で、少しの自由もないような状態も、またあり得ない。だからこそ、一人ひとりが人生の意味を考え、幸福に生きられるように努力する必要があるのです。 成る程です。

さて、一位は、誰もが世界を変えたいと思うが、誰も自分自身を変えようとは思わない。誰もが不自由で不幸を感じることもあります。その為、みんな自分の周りの世界を

変えたいと望むものです。しかし、そう簡単に自分の周りの世界が変わることはありません。大切なことは、自分自身を変えることなのです。

このトルストイの「戦争と平和」の物語は、1805年から1820年で終わる物語なのですが、戦争のさなかでも、平和な時代においても、一人ひとりの生活があり、人間は誰もが自由で、幸福であるべきだということ。それを侵害することは出来ないと言うことです。トルストイの名言は、誰しもが生きる希望を捨ててはならないことを、思い出させてくれます。

私も、若い頃には、そこまで、読み進めることは出来ませんでしたが、今、この歳になって、初めて、しみじみと、人生の意味を思うようになりましたね。うふふ。人生に無駄と言うことは一つもないのだなぁと、今のこの時も大切な時なのだと理解できるようになりましたね。「時は金なり」もそうですね。大切にしましょうね。