今日は朝から雨模様です。

2019/01/31

雲ひとつないケニア晴れの空が広がっています。と、ケニアからメールが届きました。

そして、フェルトアニマルの陸亀の写真が送ってきました。とてもカラフルで素敵です。面白いことに、ケニアだけでなくアフリカの人々は、亀、カメレオン、フクロウを不吉な生き物として、虐めたり、殺したり、忌み嫌っているとのことです。マトマイニで作成するママさん達は、「何でこんな嫌いな生き物を作るんだろう」と、最初は思っていたようです。そこで、菊本さんは、「亀は日本ではとてもおめでたい事象の象徴として、人々に愛されている」と、説明して納得して喜んで作ってもらうようになったとか。ささやかな草の根の異文化理解に役立っているわけです。私も、今回、ご縁をいただきましたので、フェルトアニマルを菊本さんに注文して、航空便で送ってもらうようにしました。すると、原価の40%が、フェルトアニマルを作ったママさん達の給料になるとのことです。  少しでも、お役に立てることになれば嬉しいなぁと思っています。

私は、最近上島嘉郎さんの「大東亜戦争の研究」を読んでいる。その中で、うわぁ!戦後、学校で学んでいない戦争の事が、こんなにも明白な事があったのだと、驚かされることばかりに、もうびっくりだった。そう言えば、私の父親も戦争から復員し、私が誕生したわけだが、父親は、ただの一度も、第二次世界大戦、太平洋戦争などと言ったことは無かった。父が語るのは、いつも、大東亜戦争と、語っていた。何故なのか。私には理解できなかった。私は、最近になって、初めて、凄い先生方の書物を読むことによって、日本が「平和ボケ」になっていたことが分かったのだ。本当に、この歳になって、「目から鱗が落ちた」ようだった。しかし、間に合ってよかったと感じている。