2018/12/10
今朝の朝礼でのことです。私は、今まで、あっちこっちで、お話をさせていただきますが、あなた達にも、何度もお話をしてきました。イタリアは、バザーリア法の法律で、30年かけて、精神病院がゼロとなりました。この事を、イタリア人はみんな知っています。我が国、日本は、先進国なのに、精神病院の入院患者の人数は、世界で一番です。でも、我が国の日本国民は、そのことを、誰も知りません。さて、あなた達は知っていますか?知っていたな。と思う方は手を挙げてください。と、頼むと、何と、知っている人が数人なのです。では、知らなかったと思う方は手を挙げてください。すると、大方の人が知らないと、手を挙げたのです。私は、思わず、「ぼぅと、生きてんじゃねぇよ!」と、言いたくなりました。私は、不思議でなりません。昨日の、ふれあいフェスティバルの時の全盲の弁護士さんのお話の中にも出ましたけど、全盲のご夫婦が、寒い日に、東京の町で、映画を見て帰ろうとしたときに、余りにも寒いので、あったかいコーヒーでも飲んで帰ろうとして、「スターバックスコーヒー」に、盲導犬と一緒に入った。すると、お店の店員さんは、「犬」は、お断りします。と言われた。実は、身体障害者補助犬法が平成14年10月1日施行されているので、補助犬と一緒の公共施設利用は可能なのです。ということは、こうして我が国は、法律が整っていても、それを日本国民は知らないのです。何故なのでしょうね。まぁ!我が国は、法律で定まった事でも、国家公務員における障害者の法定雇用率2、5%の水増し問題が発覚したことにも、国家公務員である、各省庁は、本来ならば、法律で定まったことならば、自らが襟を正して、その法律を遵守するのは、当然のことであるのに。私は、実は「ここに問題がある」と、言えるのではないかと思う。家庭の中でも同じことである。いくら、親風吹かせても、親の態度が悪ければ、子どもは育たない。子どもは、親の後姿を見て育つのに。何故、こんなことになってしまったのか。まぁ!日々、頭の中に、色々な疑問も感じながら生きていきましょう。 昨日のふれあいフェスティバルでの、亀の子のメンバー達のドラム演奏は、素晴らしかった。特に、黄色いTシャツで揃えていたので、より輝いたのかもしれない。アフリカのギニアの伝統音楽のジャベ(様々なドラム)を使って、「モリバャッサ!!」と、大きな掛け声を発声し、盛り上がった。後から聞いた話では、このジャベ演奏は、原地では、めちゃくちゃ困難なことに、祈りや願いを込めて、願いが叶った時の喜びを表現した音楽とか。なるほど、そんな音楽に聞こえた気がした。もう、滅茶苦茶素敵だった。