2018/11/15
今日は、何と、山陰中央新報社地域報道部の記者がわざわざ松江市からお出でになりました。何の取材かと、懸念したところです。どうもお話を伺うと、先般10月31日に大田商工会議所大ホールにて、平成30年度健康福祉部「圏域別地域公聴会」が開催された時の、私の発言の所で、山陰中央新報の記事について、障がい者と健常者交流は如何なものかと、提言していました。そのことについて、どうも島根県が、山陰中央新報社に問い合わせをされたようです。そこで、今回わざわざ、地域報道部の記者が来られたと言うことでした。これで、私は合点が行きました。その記者の方と、色々なお話をしたところですが、どうも今の、この時は大きく新しい時代にかじ取りをしている転換期に差し掛かっていることに気づきました。というのは、今の子ども達、小学生、中学生、高校生達は、例えば島根県であれば、韓国の学校と交流したりしています。ホームスティをしたりしています。韓国の中学生とも仲良しになります。島根県で言えば、竹島問題については、韓国の学校では、ちゃんと教科書に竹島ではなく、独島となっている。などの話をしているとのことです。我が国は、こんな大切なことを、どうしてきちんと教えて行かないのでしょうか。障がい者と健常者交流についても、何故、障がい者と健常者などと、区別しなければならないのでしょうか。バリアフリー、ノーマライゼーション、そしてユニバーサルデザインの時代にと、我が国は掲げてきました。そして、今は排除しない社会に、インクルーシブ社会にと、時代は進んできていますのに、何故、どうして、と思ってしまいます。しかし、実は、今の子ども達を見ると、もう既に、新しい時代を迎えています。そして、頭の固い大人たちに、警告してくれます。私は、子ども達に耳を傾けることに致します。