2018/05/31
今朝は、「やすらぎ通信」が届いていたので、亀の子へ持って来ていた。その記事が実に面白い。桐島洋子さん、作家でエッセィスト昭和12年生まれだから、81歳の方です。その桐島さんは、人間関係こそ人生最高の財産だと、私は、アハハ!でしたね。ならば、当亀の子は、その人間関係、対人関係の保ち方を日々を学んでいる実践舞台なのです。人間同士として、自然体で付き合うことだとそして、「来るもの拒まず去る者追わず」は、秘訣であると。あれれ。この事は、当亀の子が日々実践していることなのです。なるほどなぁ!
そして、桐島さんは、インドに旅行中にアメリカ人のシニアのご夫婦に出会い、ヒンズー教の「四住期」しじゅうきという言葉にであったという。「四住期」とは、古代インドに伝わる人生観のこと。春は学問や修行に励む『学生期」(がくしょうき)、夏は家庭をつくって仕事や子育てに励む『林住期』(りんじゅうき)、冬は地位や財産などを捨て放浪と祈りの余生をすごす『遊行期」(ゆぎょうき)の四段階に人生を分ける考え方です。そんな記事を読んだ時に思い出しました。私も還暦を迎えたころ、こんなことを言っていました。いい嫁は、卒業しました。(いい嫁は辞めました)。いい妻も卒業しました。(いい妻も辞めました)。いい母も卒業しました。(いい母も辞めました。)しかし、最後のいい女にはなります。なんて、豪語していました。うふふ。となると、この「つぶやきを」読んでくださっている方も、同感です。って方がいらっしゃると思います。
そして、同じ記事の中に、私の愛してやまない、青山俊董(あおやましゅんどう)先生の記事もありました。その記事の中に、一瞬の出会いから得たご縁でしたが、俊董先生が30年以上も前に奈良の講演に出かけられ、空いた時間に歴史のたたずまいを楽しもうと、空いた時間に法隆寺を訪ねられたときのことです。小学校の修学旅行生が足早に追い越していきます。その中の一人がふと立ち止まり、俊董さんに丁寧に合掌して頭を下げて通り過ぎて行きました。私はユーキャンのCD講話集を聞いていましたので、このエピソードを知っていました。そして、5年前に京都で講演会がありました。実はこの講演会に私は着物を着て、講演会に出席していたのです。その時のことが、書いてありました。講演会が終わり、「33年前に、法隆寺で合掌させていただいた者です」と、言われた40代の女性が俊董先生の前に現れたと。その方は、法隆寺での瞬間以来、「あの尼僧さまに会いたい」と、願い続けたという。私は、凄いなぁ、「念ずれば花開く」「出会いは宝」、アンテナが立っていさえすれば、たとえ一瞬でも出会いは成立するものなのですね。偶然はない、必然なのですね。
そうですね。私も、お蔭さまにて、奇跡のような出会いをさせていただくことがありました。
天地宇宙の真理に答を求めて、八木重吉の詩の1節の紹介もありました。
「みんないちばんいいものをさがそう そしてねうちのないものにあくせく しない工夫しよう」
うふふ。「いちばんいいもの」を追求しましょうね。本物って、やっぱの凄いし、本当、本心、本当って、真実だものね。