2018/05/07
さぁ!この連休をどう過ごされましたか?と、一人ひとりに答えて貰いました。凄いですね。皆さま方それぞれに、楽しい連休が過ごされたようです。田植えを手伝った人、いちご狩りに行った人、父親と花壇や畑の草取りをした人、同じく父親と草刈りをした人、家でゴロゴロしていた人、姉弟が帰ってきた人、家族とお墓参りをした人、図書館へ行き4冊の本を借りてきた人、お部屋の掃除をして、自分の花壇を整理した人、みんなみんな自分なりのお休みが取れたようでした。私は、過去の長い年月は、無駄ではなかったと、つくづく感じるようになりました。何故かというと、長いお休みがあると、メンバー達は、どう過ごすのかと、不安感が募っていた。その前には、夜間の時間、休日の時間の過ごし方が、とても不安で、いても経ても要られなかった時代が結構長く続いた。だから、その昔は、夜間や休日には、我が家に電話が鳴り続けていた。亀の子を創設した時にも、電話はよくかかっていた。その度に、不安感の軽減にと、「安心メッセージ」を出し続けていた。時には、出かけて直接にお話に出かけたこともあった。メンバー達の休日の過ごし方については、地域活動支援センターを開所し、土日も開放し、その土日についても、1ケ月8日間の1日を職員が受け持ち、1日は勉強会とし、1日を閉館とし、5日間を
当事者2人が「のほほん」の日直として担当してもらうことにした。もう、創立以来なのです。このことは、創立当初には、県内の事業所も県外事業所も「どうして、そんなことが出来ますか?」と、心配の声が上がっていた。私は、その質問のたびに、「大丈夫です。当事者には、担当になってもらうために、見習い期間があり、合格できて、自己決定できる方にやって貰っています。信頼関係が出来ている方ですので大丈夫なのですよ。」と、言い続けていましたね。継続は力なりですね。今では、しっかり定着し、当事者達は、実にうまく、日々の暮らしがうまくできるようになりました。地域の中で、ごく普通に、当たり前に暮らしたいと、言っていましたが、なりましたねぇ。私は、いつも、バリアフリーの社会になり、ノーマライゼーションの世の中になり、一人ひとりが、クオリティオブライフ(QOL)の質の高い、暮らしが出来るようになればいいねぇ。って、言っていましたが、うふふ。もしかして、成ったかも。なんてね。だってね。お昼ご飯を食べて、遊亀館のA型事業所の彼女が、私に話してくれました。「市立病院の先生に言われちゃった。貴女は、実に元気になって、ごく普通の人(女)になったね。」「その昔は、どうなるのかと思ったね。今の状態なんて考えられなかった。」とね。私も、その話を伺い、本当だねぇ。ここ亀の子は、中途障害で、この亀の子を利用していただいて、皆さんがまさかの人生に遭遇して、困った時に利用してもらい、一人ひとりが回復していく過程を見ると、ここ亀の子を開所して良かったとつくづく思いますね。 今日は、なんかとっても嬉しい日になりました。