2021/04/20
さてさて、今日のお菓子は、なんと、柏餅でした。この大田市では、マキ団子といいます。関東から向こうは、柏の木の葉っぱが使われています。関東から西は、山帰来の葉っぱが使われています。五月の節句には、このマキ団子を作りますね。
うふふ。やっぱり、日本人って、素敵ですね。だってね。この私も、小さな子供の頃から、このマキ団子を食べていましたよ。そして、お嫁に行っても、このマキ団子を、大祖母が作り、義母が作っていましたね。今は、その大祖母も義母も亡くなりましたので、この私が、引き続いて、作っていますね。その時に、孫がお手伝いに来てくれます。沢山作りますので、お隣や知り合いにお裾分けします。早く食べないと、直ぐに固くなりますので、早めに食べてね、と。という事は、明治の時代も作っていたことになるでしょ。そして、大正時代もね。そして、昭和の時代もね。うふふ。平成の時代もね。そして、今は令和の時代です。凄いですね。ちょっと、振り返って、遡ること、明治元年(慶応4年)の西暦1868年ですので、令和3年、2021年ですと、153年も昔の事でした。
凄いよね。日本人って、ずっとずっと、昔から、川の流れのように、続いているのですよ。
うふふ。だから、過ぎ去ったことは、水に流して、「よし あしの 中を流る しみずかな 」ですね。