2017/12/28
今朝の新聞からです。私はいつも一面の中村元の慈しみの心を見ます。中村元記念館協力からのものです。№766です。栄える人を識別することは易く、破滅する人を識別することも易い。理法を愛する人は栄え、理法を嫌う人は敗れる。(釈迦)
〈解説〉世の栄枯盛衰ははっきりと形に現れて、見分けやすい。ある時期から羽振りが良くなった人が、十数年たって痩せ細り、みすぼらしい姿に変わり果てている。また、人の道に従って進む人は信頼され、尊敬されるが、理法に背いて生きて人は蔑(さげす)まされ、疎外される。田上大秀・駒澤大名誉教授
さてさて、今日は午後から、この間、12月16日に、「あすてらす」に於いて、「家の光大会」で基調講演をしましたお話を、亀の子のメンバー、職員にお話をすることとなりました。折角、「USB」で保管してありますので活用できます。ほんに現代社会は素晴らしいですね。亀の子に於いても、設立当初から10年経過した時点でも、メンバーは、じっと「人の話」を聞くことが難しく、特に面白くないお話の場合は、何度も席を立ち、トイレやタバコ吸いに行っていました。そこで、あの当時、私は考えて、15分の物語を書いて、その物語は、「銀山物語」でした。「皆さん!お話を聞く練習です。15分のお話をしますので、頑張ってじっと、聞いてみましょう」と、お話したことがありました。その時からか、確かにしっかりとお話を聞くことが可能となったような気がしました。その後も、朝礼、終礼と、人の話を聞く練習をしてきましたので、聞く姿勢が取れるようになりました。
しかし、面白いですね。自分と関係ある事、自分の命とつながっている事、自分の命の根っこに関係している事については、とても敏感に、こころが動きます。そして、ちょっとでも、no!サインが出ると、反応します。
純粋なのでしょうね。濁っていないのでしょうね。「質問!」と、手が挙がります。うふふ。やかましいほどに!
そして、そこから脱線することもあります。私は、「今の話、何だったけ!」と、そして、皆と「大笑い」します。 そうです。やっぱり、「聞くは宝なり」となり、お話を聞くと、想像力が働き、「みんなちがってみんないい」となり、色んな人を受け入れる豊かな心が芽生えるような気がします。反対に聞かない人は、閉ざしてしまい、こだわりが強くなって、嫌い嫌いが頭を占領することになってしまいます。孤立してしまいます。
うふふ。「クワバラ!クワバラ!」ですね。 さぁ!た・の・し・み・で~す。