2017/11/13

何と、私の里の母親、昌子さんは、私がプレゼントしたスケッチブックに日々のことを、絵日記のように、綴っていました。その母の誕生日の事が綴ってありました。絵日記なので、ピンクのお花と、黄色の花が描いてあります。つぼみも葉っぱも描いてあります。そして、素敵な言葉が書いてありました。

「自分が、この世にうまれ出た日、９３才を重ねました。よい人生にめぐりあい幸せな日暮らしをさせてもらう事が出来、体もまめで自分の思うように生きてきました。ありがたいことです。感謝でいっぱいです。」

あぁ！なんて、素敵な母だったのでしょう。果たして、私は母のように、生きて行けるでしょうか。素敵な母をお手本に、私の行く道です。

そうなのです。「人生七十古希稀なり」の歳を重ねました。母より、２３歳も若いということですね。そうですね。そう思うと、人生って、節々があるのですね。私が３３歳の時、人生の転換期がありました。相談室への配置転換がありました。その時に、母に相談しましたら、「私（母親）が、お前さんの年ならば、その白羽の矢を受け入れるよ」と、私に助言しました。そうか、あの時母親は５６歳だったのだ。そして、方向転換したお蔭で、私は４７歳の時に、一大決心をすることになりました。そして、「この大田市で、メンバー達を救ってあげられるのは私しかいない。」などと、大それたことを言っていました。亀の子を立ち上げるのには、土地が必要でした。

その土地も、両親は、無償で提供してくれました。「お前たちが、本気で取り組むのなら、もともと、お天道様から貸せてもらった土地だから、仏さまに返すだけだ。命がけでせよ！」とのお達しがあった。もっと凄いことは、里の両親と、その家族、親戚関係皆がこぞって応援してくれたことでした。何と、素晴らしい家系なのだろうと、ご先祖様にも感謝いっぱいになった。あの時、母親７０歳だったのだ。

そう思うと、あの両親の子供に生まれたことは、本当に有難いことだったのだと、気づかせていただいたことになった。あの両親有りて、この子有りと、言えるまでに、「人生七十古希稀なり」の歳を迎えることができたということは、本当に有難いことでした。

今日は月曜日でしたので、全体朝礼では、皆からハッピーバースディ♪を歌っていただきました。感謝感謝でした。

すると、Ｄさんが素敵な一言を入れたふむふむ地蔵を絵にして持ってきてくれました。なんか！素敵なお祝いを持ってきてくれたようで、とてもハッピーになりました。うふふ。幸せ者ですよ。