お早うございます。今日はとってもいいお天気です。

2017/10/26

明るい元気な声がします。「お早うございます。図書館へ行ってきましたよ!」何と、彼女は黄色いトートバッグに絵本を10冊も借りてきたと、満面の笑顔で、誇らしげに見せてくれました。私は、もう!びっくりぽんです。

どういう事かと、尋ねると、図書館に行くとただで「本」が貸せてもらえるでしょ。「ひろやまかずとし」さんの絵本を図書館で探すのが大変だったから、受付の人に「ひろやまかずとし」さんの絵本がありますかと尋ねると、「あぁ!その本は二階にあります。」と言われ、その方は、2階に上がり、10冊の絵本を持ってきてくださった。彼女は、借りるのは4冊まででしたね。と言うと、その方は、「はい!でも、この10冊全部貸せてあげてもいいですよ」と、もう!彼女は嬉しくて、全部貸せてもらってきたという。本当に彼女が言うように、「ただ」で無料で、心が嬉しくなり、笑顔いっぱいになるなんて素敵だと思いませんか。

ネットに面白い記事を見つけました。『自覚のない「毒親」が、知らずに子供へ浴びせているNGワード』

毒親って、何!子どもを自分の支配下に置き、その人生に有害な影響を与える親を指す俗語と。子どもへの暴力的・性的な虐待や育児放棄だけでなく、精神的な虐待や過度な干渉も毒親の特徴とされる。毒親による歪んだ親子関係は子供に深刻な心的外傷を与え、その影響で成人後も対人関係に問題を抱えたり、依存症に陥ったりして苦しむケースも少なくない。親の育て方が子供に影響を与えていることは、誰でも多少なりとも分かっていることだと思いますが、実際にはその影響は、考えているよりずっとずっと大きいのです。「親の言葉かけが子どもの人生を決めている。」と説明していますと、そのくらい、親の子供への接し方、言葉のかけ方には強い力があるのに、それを知って育てている人はまだまだほんの一握りです。そもそもその毒親(精神的な虐待や過度な干渉)と言われる人たちは、まるで悪いことをしないように、我が子をちゃんと、正しく良い子に育てようと思うからこそ、そのような接し方している場合も多いです。その「ちゃんと、正しく良い子」が曲者なのです。また、育てられ方、育て方はそのまま伝わっていきますので、自分が育てられた時にそのようにされたから当たり前にそうする、あるいは、自分が育てられる過程で満たされなかった想いが心の奥底にずっとずっと残っていて、無意識にそれを満たすような育て方、子供とのかかわりを持ってしまう、という状況です。つまりは、大人に成り切れていない、真の意味で自立(精神的自立)ができていない人が子育てをすると毒親になりやすいということなのです。では、毒親に育てられた人にはどんな特徴があるのでしょう。一つは持ち物などの些細なことから、進路、恋愛、結婚に至るまで、親が気に入るかどうか、を基準に選んでしまう。2つに、子育てに対して異様にイライラする。言うことを聞かない子どもに腹が立って仕方がない。3つに、自分がやりたいこと、好きな事、ワクワクすることが何なのか、良く分からない。一については毒親の影響として分かりやすいですね。二については、何故そうなのかというと、親の過干渉や支配のもとに生きてきた人は、自由に自分を表現すること、自由に行動することを我慢してきたので、それを堂々とやっている自由奔放な子供の言動が腹立たしくて仕方がないのです。三は一と関係していますが、常に親から与えられたもの、親が許可したものだけを選択しているうちに、自分の心が純粋に欲しがっているもの、喜ぶことがわからなくなってしまっている、ということです。

でも、大丈夫です。自分が毒親になっていたかもしれないと気づくことができれば、毒親から解放され、子育てが楽しくなります。うふふ。やってみましょう。つづく。