2017/10/19
昨日のことです。円光寺にて宗務所主催の地方座禅会が開催されました。私は寺族として、典座のお手伝いをさせてもらいました。永平寺御用達の品物を、典座さんが、求めて来ておられましたので、それを使ってでしたので、永平寺流の精進料理となりました。今回は、五つ組プラス果物となりましたので、とても豪華なものになりました。お平には、車麩の煮付け、椎茸、人参、さやえんどうと南瓜の素揚げで五さまです。壺には、大森のごま豆腐です。木皿には、地元こんにゃくの酢味噌かけと、ねじり昆布です。大汁には、亀の子豆腐と金沢麩です。お味噌も永平寺味噌でしました。もう一つは、大汁の蓋をお皿にして、永平寺のお焼きと昆布飴と梨をつけました。
午後からお片づけが一応終わりましたので、説教師さんのお話を少し本堂の脇で聞きました。森口祐光老師のお話でしたが、般若心経を説くの話でしたが、最後ぐらいの所でしたが、般若心経の最終の所に、「羯諦羯諦般羅羯諦・般羅僧羯帝」の所がありますが、呪文のようなところです。例えば、幽霊などが出現した時に、この「行くだり」を称えれば、幽霊はたちまち退散するなどのお話をされました。なるほど、私はここで合点です。
私は、我が家の真っ暗の本堂でも、ちっとも怖くない私がいます。もし、幽霊が出たら、お話したいと思っている私がいます。そして、何か困ったことが発生すると、「お経」を称えると、不思議と落ち着く私がいます。
本当に、有りがたいなぁと、思いますよ。
その円光寺様の所の掲示板に、『楽しいね 人生の旅 まだまだ 真っ最中』と、書いてありました。
その言葉は、なんと、「ひろはま かずとし」さんの言葉でした。