2017/10/06
いよいよ明日が亀の子祭りです。亀の子では、その準備で「てんやわんや」しています。毎日が天気予報と睨めっこです。当日の天気予報は、朝方は少し曇り空ですが快晴に向かうとあります。そこで、昨日の日に、今日は濡れてもいいようにと、舞台を作り、ブルーシートにくるんであります。その準備にメンバーも職員も、キビキビと、動いています。メンバーの中には、何年も引きこもっていたのに、もう嬉々として、動いてくれています。足取りも軽やかで、顔が上がっており、輝いています。いいものですね。彼たちは「我が事」として、動いています。こうして20年間、亀の子祭を開催してきていますが。亀の子の理念が当事者達にも浸透して来ているなぁと実感できます。「念ずれば花開く」は、本当ですね。1日1日の積み重ねが如何に大切か、「関わりこそ命なり」「聞くは宝なり」は、日々の実践の中で、質の高いサービスの提供につながっているように思います。そして、その答えは、このように亀の子祭を開催する事により、「力量」が発揮できるのではないかと思われます。
大きく旗印として、国は、バリアフリー、ノーマライゼーション、クオリティオブライフ、ユニバーサルデザインの時代に、インクルーシブ社会に!と、掲げています。
しかし、その実戦舞台がないことには、力量発揮は困難なことなのです。
と、思うと、地道ながら、こうして「亀の子祭り」があることは、ここ大田市に於いては、とても意味のある事なのです。 私も神頼みで「てるてる坊主」を玄関に吊りました。高尾山の高尾山薬師院で求めた赤天狗の絵馬も付けてお願いしました。
だから、今日はしっかり雨が降っています。「雨降って地固まる」です。 合掌。