2017/09/11
我が家の里山は、もうすっかり稲穂は黄金色に輝きを放ち、刈り入れを待っています。他の地区では、もう既に刈り取られているところもあります。私は、この間、大田市から9号線を通って、山陰道の無料区間、邇摩町から温泉津町を乗り、江津に入ります。江津からは浜田までの高速を乗ります。そして、浜田から山陰道の無料区間を益田まで乗ります。益田から萩までの無料区間を乗ります。特に、益田から萩までの区間は、日本海側を通りますので、快適です。益田では、石見空港(萩・石見空港)の下を通過します。日本海の海を見ながら、水平線もくっきり見えます。山陰線と並行して走っていますので、長閑(のどか)でいいですね。農家の建物も、平屋でいいですねぇ。ビルディングばかりだと、窮屈で、長閑なんて思えないですね。うふふ。私は、やっぱり、昭和生まれですね。高村幸太郎の「智恵子抄」の中に「智恵子は東京には空は無いといふ。ほんとの空が見たいといふ。~~~
阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に 毎日出ている青い空が 智恵子のほんとうの空だといふ。あどけない空の話である。」私は、これが本当の空だなぁと、単純に思っていましたが。実は智恵子の本当の空は、都会での環境にそぐわない彼女が居たのでしょうね。安達太良山が見える故郷が恋しかったのでしょうね。うふふ。昭和生まれの私も、やっぱり、田舎の風景がいいのでしょうね。凄いでしょ。色んな思いをしながら、景色も愉しみ、萩から美弥ジャンクションまで走ります。そして、中国自動車道に乗ります。中国山脈のド真ん中を通過します。良くぞまぁ。こんな道をつけたものだと感心しきりです。そして、関門トンネルを通過していましたのに、今では、関門海峡を大橋が架かっています。いつ見ても、「わぁ!素晴らしい!オーシャンビューです。」こうして、私はドライブも愉しんでいます。