残暑厳しい日々が続いています。

2017/08/28

今日から、孫たちは2学期の始まりです。大荷物で行きましたよ。夏休みの宿題と作品かな。元気いっぱいです。おお!いいですねぇ。私も、今朝がたの事です。山陰中央新聞の投稿記事が気になり、その記事を探した。私と同年代の松江の方からの投稿だった。杉本苑子さんの「終焉」の書物の事だった。私もこの作品はとっても気に入り読んでいた。その本の内容は、江戸時代中期のことなのだが、主人公は井戸平左衛門が中央の勘定方の要職から石見銀山大森代官所に赴任し、その当時の石見銀山は享保の飢饉でどん底にある農民の救済に奔走した「芋代官」と尊敬されている。その平左衛門を突き動かしたのは、「自分がこれまで考えていた「仁政」とは、江戸城本丸で頭の中だけで考えていた仁政だったが、僻地の地で実態を見て、真の不条理の現実を見た。」このことは、今の日本社会でも起こっていることだと言えます。その書物を探していると、1995年に私が病院を退職するときに、病院の職員に餞別として、永六輔著の「大往生」が出てきた。実は、2016年7月7日、83歳で永六輔氏は亡くなったのだ。「昭和の才人、大往生の物語」、娘の永千絵著で父「永六輔」を見とるで本が出ていた。面白いですね。私も、年代を重ねてくると、以前に読んだ本が、妙に気になり、再度読んでみたりする。すると、案外と、若いころの自分と、今も変わらない自分がいることに気づき、いやはや、人生は楽しいなぁと、実感できる。

そして、今日は島根県立大田高等学校、平成30年版瓶陵会名簿発行の賛助広告掲載ご協力のお願いとして、株式会社サライの担当者から電話がかかってきた。そのお願い文章が、同期の中村俊郎さんでした。中村さんは、大田高校の瓶陵会会長として、貢献しておられます。