2016/09/28
「てるてる坊主 てる坊主 あした 天気に しておくれ ♪♪」ってね。うふふ。毎年登場してくれま~す。今年も登場ですよ。
10月1日、第18回、亀の子祭が開催されます。それがね。天気予報では、60%雨の予報なのです。そこで、当亀の子の奥の院の「てるてる姫」が登場するのですよ。このてるてる姫が、もう何年も登場してくれています。昨年も、前日が雨でしたのに、当日は「晴れ」だったのですよ。天照大神の幸運のご利やくが、どうも亀の子の「てるてる姫」様にも宿っているようです。私は、本当にありがたいなぁと、毎年崇(あが)めています。今年も、てるてる姫様にイタリアの仮面をかけて、今年は真っ青なハンケチをしめています。うふふ。おしゃれして待機中です。
「禅の友」10月号が届きました。禅のことばの中に、「枯木(こぼく)、花開く」と書いてあります。もとの句は「枯木花開く、却外(こうげ)の春」です。もう枯れたと思っていた枯れた木に花が咲いて、そこには別世界の春がある、という風情です。長い修行の後の悟りの境地を意味しています。年を重ねるということであり、1輪の花にはその結晶があるとも言えます。仏教詩人の坂村真民さんは、『年をとることは いいことだ とってみなければ わからない世界が 開けてゆく』 いままで見えなかったものがようやく見えるようになる世界。その日のためにも、一日一日を大切にしたいものです。と、ふむふむ、私は何故か不思議とその言葉が、すぅーと入ってきました。本当に年を重ねてくれば来るほど、見えないものが見えてくるのです。本当に不思議なことです。もしかして、私がこうして、ここまで来られたのも、導かれて、ようやっとたどり着くことが出来たのかもしれませんね。
うふふ。とんと昔に、母親から、お前さんが知っている世界は、爪の垢位も知らん。知らないことばかりだぞ。まぁ!お釈迦様の手のひらで暴れてる孫悟空みたいなもんだな。などと言われていました。
その母が言っていたことが、今、この年になって、初めてわかるようになりました。そう思うと、年を重ねることは本当に「いいことだ」は、実感して解ります。皆さんも、きっと、そんな日が訪れますよ。